家を作る。9
天井の部材を外したり、防湿シートを剥がしたり。
せっせと手を動かしているけど、見た目にあまり変わらない。
家って、こんなにたくさんのパーツで出来上がってるんだなぁ~

居間。天井板を支えていた材は全て取り外した。
屋根裏部屋を下から見上げたところ。この床も外します。
見せて~と見にきた子どもたち。
角材は、左が釘抜いてないもの、右が抜き終わったもの。
ここまでで2か月経ったけど、実質作業時間はたぶん10日間くらい。
うーん。このペースで大丈夫なんだろうか…
天井の部材を外したり、防湿シートを剥がしたり。
せっせと手を動かしているけど、見た目にあまり変わらない。
家って、こんなにたくさんのパーツで出来上がってるんだなぁ~

居間。天井板を支えていた材は全て取り外した。
屋根裏部屋を下から見上げたところ。この床も外します。
見せて~と見にきた子どもたち。
角材は、左が釘抜いてないもの、右が抜き終わったもの。
ここまでで2か月経ったけど、実質作業時間はたぶん10日間くらい。
うーん。このペースで大丈夫なんだろうか…
週末は1日だけ作業できました。
午前中は私、午後は夫。作業と子守を交代で。
グラスウールが露出してるし、埃だらけの作業なので、子どもたちはいったん遠ざけています。

天井板を打ち付けてあった格子状の木材を取り外しました。
宙ぶらりんの電線。どうやって処理しよう?
写真の中央、野地板が腐ってて、外から鉄板貼り付けてある模様。
屋根がところどころ傷んでる。そうだよねー雨漏りしてたしなぁ。
電気の、、これ何ていうパーツかわからないけど(茶色い木製の円柱の部分)、
なんだかレトロで素敵なので、できたら再利用したい。丁寧に外してとっておくことにする。
この日の作業の半分は、釘抜きでした。400本くらい抜いたと思う。
(モチベーションを保つために数えながらやってみたものの、途中で数わからなくなったw)
頭の無くなった釘を抜くのもだいぶ上手くなりました。
ベニヤ板は全て廃棄するけど、角材は再利用したいので、頑張って釘抜いてます。
家で使わなくても、小屋を作る際に役立つかもと思うと、捨てられません。
材料置き場も必要だなぁ~簡易小屋を建てる?
作業をしながらふと、「これ壊してるけど、またいちから作るんだよな」と思うと、
調べること、やることがありすぎて気が遠くなることがあります。
間取りは?トイレどうする?排水は?土間は?屋根はどうする?
材料は何を選ぶ?いったいどうやってやる?
簡単にはできない。
大いにやり甲斐がありそうで、ワクワクしています。
週末の2日間で、一気に天井を剥がしました。
子どもたちを両親に預け、夫と二人で作業できたので、捗りました。

急に視界が開けて、すっきり~
グラスウールを下ろして、天井板を剥がして、を繰り返す。
グラスウールは1トンのフレコンバックにぎゅうぎゅう詰め込んで、
天井分だけで2袋になりました。
棟札も発見! 何か紙が挟んである?
日付でも書いてあれば、この家の築年数がわかるかも。
この家は、私が住んでいた時だけでも大地震を2度耐えています。
この梁が、ずっと支えてくれてたんだなぁ~
写真のように、ネズミのトンネルだらけの断熱材。
うーん、やっぱり再利用は無理かな(汗)

壁を剥がしていると、糞やら巣材やら、クルミの食痕やらが、ポロポロと零れ落ちてくる。
まぁネズミとコウモリは、同居しているのはわかっていたけど、
屋根裏にはモモンガの巣と大量の糞もありました。
ひとつ屋根の下に、いったい何種何匹が同居してたんだろう⁉
屋根裏にはハチの巣もあちこちに。
今のところ、解体の作業は楽しい。
手を動かした分だけ目に見えて進むし、
家の構造を知ることができるのも、たぶん大いに今後の参考になるはず。
こんなに釘使うんだってわかったし(釘抜きがとっても大変)、
この部材は何のためにあるんだ?と考えたり、
ここはどういう手順で作ったんだろう?と構造を考えたり。
しかし、本当に柱が使えるのかどうか。
剥がして見てみないとわからない。作業は続きます。
この連休は、作業を進める絶好のチャンス!
今日までで、内壁はほぼ剥がし終えました。
壁の中のグラスウールには、ネズミの痕跡だらけ。
あちこちトンネルがあるし、糞もいっぱい。
状態の良いグラスウールは再利用したいと考えているけど、
いったいどれくらい使えるかなー。
壁の間に、ウサギコウモリが十数匹寝ていました。
興味津々の息子が、追いかけまわしていました。
35年前の入居時もいたし、その後もそこかしこで気配を感じながら同居してたので、
この家に一番長く住み続けているのは彼らです。
ごめんねー。ちょっとここは避けてねー。
そもそも、どうしてこの廃屋を直して住もうと考えたか。
日常生活の中で
物を「買う」前に「作れないか」ということを心掛けている延長で、
家ほしいね、作れないかなー、と考えたとき、
さすがに素人がいちから建てるのはハードルが高い。
そうだ、実家に廃屋があるよね、あれ、使えないかな?
という流れでした。
私も夫も、昔ながらの木造住宅の雰囲気が好きだし、
新しく買うより、あるものを利用したいという思いがある。
そして、セルフビルドで家を建てた知人友人の影響が大きい。
彼らの逞しさが、かっこよくて。
自分で作った家で暮らす。それを自分たちもやってみたかった。
だから、単に家がほしいわけじゃなくて、家を作ってみたいんです。
この壁が好き。直しても、こういう壁にしたい。