北海道標茶町にある旅人宿|なかまの家

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「家づくり」一覧

家を作る。61

 

壁の下地を作るにあたり、床を決めなければ(床の合板をビス留めしなければ)

下の方の下地を付けられません。

というわけで、一昨年の水道工事に引き続き、三浦ポンプさんに床下配管を依頼。

それに先立ち、シンクや洗面台の位置も、大さんと相談して決定しました。

 

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まずは、台所。

一昨年の工事段階では、暫定的な場所に配管を埋めてもらっていたので、

横に這わせてから立ち上げてもらっています。

 

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洗面台と、洗濯機。

 

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そして、お風呂。

購入を決めたハーフユニットの設計図を見せて、位置を決めてもらいました。

 

水道の配管は、以上4カ所。

 

それともうひとつ、汲み取り式トイレです。

 

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便槽を埋めたところでストップしていたので、その続きを。

便器との間に付ける「はかま」(と呼んでいた)を設置。

 

ところが2辺が根太にぶつかることが判明し、その場で削って対処。

 

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「ここは体重がかかるところだから根太を削った分、補強した方がいいよ」と言われたので、

その両脇に1本ずつ追加。断熱材も削って、ちょちょいのちょい。

 

配管工事が終わり次第、台所と脱衣所の床はビスで打って完成。

(トイレは風呂配管の関係で待機、風呂の床はちょっとまだ悩む箇所があるので保留)

 

そういえば、配管工事の際、業者さんに「床のスタイロフォームがきついねー」と言われました。

通常は、もう少しゆるくていいらしい。

ほんのわずかな隙間から寒風が!と恐れて、手で叩かなきゃ入らないくらいぴっちりとカットしたけど、

そこまで頑張らなくて良かったらしい。

やはりそういう細かい加減は、本やネットを調べただけじゃわからないなぁ。 

 11:37 PM|コメント (3)

家を作る。60

 

さて、外壁が終わったのと前後して、内壁に取り掛かっています。

これから室内の壁に石膏ボードや合板を張っていくのですが、

それらをビス留めする位置(下地)を確保する、というわけです。

 

作業としては、測って、切って、必要であれば切り欠いて、ビスで打つ。

ひたすらその繰り返し。地味な作業です。

 

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屋根裏部屋。

 

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屋根裏の階段上がったところの壁。

 

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土間と玄関の壁。

 

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土間上の壁。

 

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寝室。

 

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台所。

 

写真で見ても、何が変わったのか全然わからないですね(笑)

下地には、ここぞとばかりに廃材を最大限に活用しました。

いったん外して釘を抜き保管してあった古材を再びこの家に取り付けたというわけです。

廃材なので見た目に馴染みすぎてて、どれが新しく取り付けた部材なのかわかりません(笑)

 

IMG_0113下地ライン入り

分かりやすく色づけしてみるとこんな感じ。

この部分に下地を取り付けています。

間柱が45㎜の垂木のままだったりするので、柱と揃えて平面になるように仕上げます。

ボード(または合板)を縦に張るためには、横にもう1本下地が必要になってくるけど、

腰板や作り付けの棚を検討中なので、そこは保留。

 

さらに、この段階で真壁(柱が見える仕上がり)にするか

それとも大壁(柱を隠す仕上がり)にするかを決めました。

下地の高さがそれによって異なるからです。

見た目のデザイン性を優先したいところだけど、

「なぜかこの1本の柱だけ室内側に飛び出してるから真壁にするしかない」とか、

「この柱は表面がウレタン剥がした跡が汚いから隠すために大壁にしよう」といった理由で、

必然的に決まってしまいました。結果、ひとつの部屋でも面によって様々。

果たしてどんな仕上がりになるでしょうか。

 

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再利用した廃材の一部。

今のところ、内壁の下地には垂木を12本だけ追加購入。

それ以外は廃材でまかなえました。

 

 3:04 PM|コメント (2)

家を作る。59

 

お盆休みを利用して、外壁を仕上げました。

これにて、外側の大部分は出来上がったことになります。

 

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先月、棟梁の手を借りて玄関サッシを確定したので、

最後に残していた玄関面に取り掛かりました。

 

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古い壁を剥がして合板を張ります。

2枚だけ残っていた在庫と端材で、なんとか間に合わせる。

 

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断熱材を貼りつけて、防水シートを貼って。

 

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水切り金具や防虫網を取り付けて、胴縁は適当な材をかき集め、間に合わせました。

この頃になると、胴縁は厚ささえ揃っていれば材の幅はまちまちでも構わないということなどがわかり、

教科書通りにやるしかなかった当初と比べて少し上達したなぁと思う。

 

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サッシの外枠を取り付け、板壁を貼って、角をおさめたら・・・

 

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完成ー!

玄関の扉は手を加えるつもりです。ちぐはぐになっているガラスも入れ替えたい。

サッシの外枠は、勝手口の時と同じように、板から切り出して作りました。サクラの木です。

 

さぁ、ここから先は内装に取り掛かります!

 11:27 PM|コメント (3)

家を作る。58

 

7月半ばの連休にかけて、棟梁が様子を見に来てくれました。

昨年までは9月頃に1ヵ月間手伝ってもらっていましたが、

今回は実質3日間ほどなので、一緒に手を動かしながら、この先の作業の道筋をつけてもらいました。

 

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つい先日、Kさんからいただいた柱を

土間からの上がり口に入れることに。 

 

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 壁との取り合いを考えて少し手前に出したのがポイント。

その奥の、脱衣所スペースの仕切りもさくっと柱と桁を入れてもらいました。

 

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あるからここに入れた、というだけで決まりましたが、

出入りの度に触る柱なので、案外これで良かったかも。

 

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次に、玄関口の土台。

仮留めで隙間空いたままだったところを外し、

適当な材を入れ、アンカーも入れて、コンクリを流しました。

結果、玄関サッシはこのままということになりました・・・

「このままでええんやろ?」と作業を進める棟梁の手を止めるほどの理由がなく、

成り行きで決まった感じ(汗)

 

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防腐剤を塗ったので、茶色になってます。

内側も外側も、さらにコンクリを重ねる予定です。

 

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今回、棟梁の手を借りたかった一番のところは、天井。

天井の高さを決めたかったのです。

 

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水平を測るレーザーレベルを持参してきてくれたので、

ビシッと水平に天井下地を取り付けられましたよ。

 

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風呂場。空間が具体的にみえてきた~

 

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厄介だったのは、台所の天井。

屋根裏スペースがある分、高さが一段低くなっていて、

その境目の処理がいまいちわからなかったのです。

手際よく取り付けてくれて、バシッと天井高さが決まりました。

 

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最後に、階段の段取りもつけてもらいました。

階段は、施工がややこしい。大工さんでも一日がかりなのだとか。

とりあえず、両側には、この2枚の板を使うことにしました。

さて、いったいどんな階段ができあがるやら⁉

 

 10:53 PM|コメント (3)

家を作る。57

 

壁の作業が中断していた間に、土間の方も少し進めました。

 

風除室から続く土間は、薪ストーブや薪を置く場所にしたいと思ってます。

しかし土間は本来、土。北海道で土の土間は不可(凍れるから)。

というわけで、土間の作り方に関しては特に参考になる資料が少ないこともあり、

あるものを使ってできる範囲でやってみよう、ということになりました。

(まぁ土間に始まったことじゃないけど・笑)

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砂利を敷き詰めてあった地面の上に、床下と同じ防湿ビニールを敷く。

土間から床への立ち上がりには合板を張り、土台下のスペースには剥がしたグラスウールを再利用。

この後に流し込むコンクリで合板が押されてずれないように、

木毛セメント板を土台と同じ厚さに切って入れておく。

 

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合板が収まったところ。

色がまちまちなのは、端材や廃材を使っているせい。

 

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そこに、まずは薄く一度目のコンクリを流しました。

この後に断熱材を敷く前に、地面をある程度水平にしたかったからです。

久々の、コンクリートミキサー登場。

 

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高さをみながら、厚さ3センチくらい。

 

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で、予めカットしてあった断熱材つきの木毛セメント板を敷き詰めます。

廃材のもらいもので、たくさんあるので利用しました。 

土間の周り、土台の外側にも貼り付けたやつですね。

これで土間も寒くないといいなぁ。

 

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この段階で、電気屋さんにちょこっと来てもらい、

忘れずにアースも埋めましたよ。

 

上の写真にあるように、風除室になる部分にはもともとコンクリが敷いてありました(以前の玄関)。

なので、必然的に土間の高さはそこに揃えなければならなくて、コンクリ作業はまだ続きます!

 

 11:03 PM|コメント (4)

家を作る。56

 

東壁の板張りがようやく終わった!

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残すは、角の始末です。

 

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下見板張りの側面にも防虫網を取り付け。

ここは想定してなかったけど、よく考えたら隙間あいてるし、

せっかく上下に網付けたのに横も塞がないと意味ないよねってことで。

防虫金網も余っていたのでちょうど良かった。

 

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で、防虫網を隠すように材を取り付けました。

ステンレス釘で胴縁まで打ちます。ここはクリアの防腐剤を塗りましたよ。

 

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うん、いい感じ!キリっと締まった感じがする。

 

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北の壁も、両方の角を完成させて、こんな仕上がりになりました。

 

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 昨年作った黒い北壁と、完成したばかりの東壁で、今は色がこんなに違うけど、

1年ほど紫外線を当て続ければ、同じ色になるはず。

 

これにて、外壁は玄関面を除いて完成です。

そう、玄関!玄関ドアを何にするかがまだ決まっていませーん。

ハーフユニットバスを購入するなら、搬入のために玄関口は大きく開けておきたいというのもあるし。

引き戸にするか、開き戸にするか、どうしよっかな~

 

 11:29 PM|コメント (2)

家を作る。55

 

続いて、東の壁板張りを進めています。

 

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この家の壁の中で一番広い面。

購入した3650㎜の野地板のほとんどを長いまま使用。

 

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さくさく進んだのも束の間、塗料の入荷待ちにより中断。

実は先日二度塗り塗装していた時、途中で足りなくなり一度塗りで終わってしまった分があるのです。

 

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そして、ここから先が少しややこしい。

台所の換気扇と、風呂の換気扇の穴を開けなければならないからです。

 

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まずは、風呂の換気扇。

薪ストーブ横の換気口と同じサイズ、材料なのでここは迷わずできました。

 

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外側に換気口もつけて、こんな感じに。

 

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そして、手間取ったのは台所の換気扇。

 

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こちら、既に手に入れていた中古のレンジフード。

排気口の切り替え部材をネットで購入したはいいけれど、

長さと壁の厚さがほぼぴったりで、ダクトが使えない。

だけど外壁は先に仕上げて防水処理をしなければならないので、施工手順に頭を悩ませました。

こんな時、プロはどうするんだろう。

正解はわからないけれど、考えうる最善を尽くしたつもり。

 

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なんとか設置できた排気口。

 

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風呂換気扇とはサイズが違ったので、ホームセンターで探して購入したのだけど、

名前が微妙・・・大雪君て…しかもずいぶん主張する位置だなぁ。

内側にレンジフードを設置するまで虫など侵入しないように、ビニールで塞いでおきました。

 

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それから、勝手口の上に取り付けた水切り金具は、

シルバーのままというのも味気ないので屋根とお揃いに塗装。

 

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勝手口の外枠と壁板の相性も、いい感じ!

 

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壁板張りも、あと少し!

というところで、材料が足りなくなった!読みが甘かったです。とほほ。

あと4枚ほど足りません。再び、追加で注文します。

なかなか終わらない外壁~

 10:30 PM|コメント (2)

家を作る。54

 

西側と東柄の壁板を、順次貼っています。

まずは、西側。 

 

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最初の一枚は、慎重に水平を見て・・・と思ったら、

水平に取り付けたはずの水切り金物と並行にならないじゃなーい、なぜ( ;∀;)

まぁ、見た目の問題だけなので、気にしないで進めることにする。

 

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測って切断する人、釘打ちしていく人に分かれて、二人でサクサク進めます。

下の方は複雑な切り欠きがないので早いペースでいける。

 

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スライド丸鋸が活躍。

 

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入角の部分を丁寧に切り欠いていきました。

見た目が美しい!トイレの入角も、こうすれば良かったー
(ただ垂直にカットしただけなので、隙間がある)

 

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釘打ちの助っ人。合板よりずっと軽く打てるので、思いのほか活躍してくれます。

 

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完成の様子を取り忘れたけど、

週末の1日半くらいで西側の壁貼りは無事、完了。

 11:05 PM|コメント (1)

家を作る。53

 

雨の日にちまちまと、トイレ風呂場の床を作りました。

根太に防腐剤を塗るところまでは終えていたので、その先を。

 

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根太にスタイロフォームが落ちないように受け(木っ端)を付けた。

金物や間柱に干渉する根太を加工。床下に調湿材も入れた。

 

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45㎜スタイロフォームのカットがだいぶ上手になったと思う。

最初に手掛けた寝室は、今思えば隙間だらけだったもんなぁ…(汗)

 

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トイレの穴周りはこのように。(便槽への穴はビニールで塞がっている状態)

根太の打ち方の正解はわからないけど、解体した時にこんな感じだったなーと思い出して。 

 

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で、合板も切り欠いて、床ができました。

しかしここも、風呂と洗面台の排水位置がはっきり決まってないのでビス留めはしてません。

 

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 右がトイレ、左が風呂場になる予定。

 

さて、床ができたので、風呂をどうする問題の決着をつけねばなりません。

この2年、色々と考えてきたけど、いいかげんもう決めなきゃ!

給湯のエネルギーを何にしよう?灯油か、薪か、太陽熱か。

 

 

 

 

 

 

 12:31 AM|コメント (0)

家を作る。52

 

連休後、時間を見つけては少しずつ作業を進めています。

外壁材を貼る前に、細かいところを仕上げねばなりません。

 

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まずは、途中だった東壁の胴縁打ち。窓サッシ周りも、勝手口周りも。

その上下や窓周りに、防虫網をぐるりと付けます。

軒下の防水シートの端は気密テープで隙間のないように留めて。

 

それから、勝手口の周りには、外枠がいるよねってことで、

手もとにある材料で作ってみることに。

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父の在庫の中からキハダの板を見つけたので、

450×1000㎜の材にすべく、丸鋸ひとつで製材を試みる。

 

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案の定、フリーハンドの丸鋸では、粗削りまで。

とりあえずざっくりとした寸法にしておいて、自動カンナ盤で仕上げました。

 

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外枠の寸法に合わせてカットして、クリアの防腐剤を塗って。

 

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で、できた外枠がこんな感じです。

壁の水切り金物が余ったので、上に付けてみました。あとで屋根と同じ色に塗装しようかな?

まぁいい感じにできたかと!

もちろん、ドアは、また後で手を入れます。

ビニール袋が貼ってあるのは、私が作業中に割ってしまったから(^_^;))

 

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外壁が思いのほか黒っぽくなってしまったので、

ここは絶対に木目をそのまま活かしたかった。 

 

 

そして、追加注文したおいた外壁材も届きました。

北・南の壁では、そのまま塗料を塗っていたのですが、

毛羽立っている分、塗料を余分に吸収してしまう気がして、

一度軽くカンナをかけた方がいいのではと思いつき、やってみました。

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50枚分、1日がかりでカンナをかけたのがこちら。

 

あとは、天気の良い日に、ひたすら塗る。

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約50本、ひとりで集中して作業すれば3時間くらいでできました。

 

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二度塗りなので、別の日に同じ作業を繰り返し。

 

カンナをかけることで、塗料の使用料も減るかなーと期待した結果ですが、

昨年は、ウッドロングエコ200g(粉状)で93枚を二度塗り、

今回は100gで44枚を二度塗り、13枚を1度塗りまで・・・と考えると、

まぁ少しは節約できたのかも。5枚分くらいだけど。

表面がツルツルになったことで、塗りやすさはとても良くなりましたけどね。

 

ただし、カンナがけしたことにより、経年変色に違いが出てしまうのでは、とわずかな不安が。

南・北壁と西・東壁で色味が違ったりして・・・大丈夫だと、思うんだけど・・

 

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そういえば!

ウッドロングエコ塗布後の問題がひとつ発生したんでした。

冬を越した南壁の一部に、黄色い斑点を発見。冬の終わりまではなかったのに。

何かが付着しているわけではないので、おそらく何かに反応して変色したのかなと。

すぐ近くにエゾモモンガのねぐらがあるので、彼らのオシッコが樹上から降り注いだとか?

あるいは、樹液とか?

説明書には、「鳥の糞などで変色した場合、その部分をヤスリで削って塗り直す」とありましたが、

こんな小さな斑点をいちいちやってられないし、原因はっきりしないし、また増えるかもしれないし、

とりえず様子見です。

 

 6:32 AM|コメント (2)
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