家を作る。91

さて、漆喰塗りを終わらすために、まずは天井を作ります。
とりあえず、キッチンの低い天井部分は、石膏ボード+漆喰で仕上げることは前から決めていました。
コンロの真上にあたるので、ここは耐火性のある石膏ボードにしたかったのと、
奥まっているので漆喰の白で少しでも明るくなるように。
はじめに下地づくり。石膏ボードが3枚入ります。
石膏ボードは9㎜の薄い方を購入。
天井には、少しでも軽い方がいいそうなので。薄い方が安価だし。
様々な本や動画で、ほとんどの人が「天井は大変」と言っていたのが、よ~くわかりました。
9㎜とはいえ、石膏ボードを頭上に持ち上げ、作業するのは骨が折れました。
もちろん、この時は大さんと時間を作って二人で作業。
寸法測って切り欠いて、二人で持ち上げて合わせてみて、合わなくてもう一度下ろして切り欠いて、
また天井にあげて、の繰り返し。
たった3枚分の天井なのに、直角ではないために、3枚とも切り欠きが必要でした。とほほ。
一人がメジャーで測ったり鉛筆で印を付けたりする間、
もう一人は両手と頭の3点支持で施工ボードを必死に押さえる。
首が攣りそうになりました。天井のボード張りは3枚でもうじゅうぶんです。
他の天井部分は板張りにしよう、と満場一致で決定。
特に大変だったのは、ここ。
梁とぶつかる左のライン。10回くらい、石膏ボードを上げ下げしたんじゃないだろうか。
梁の丸みにあわせて、断面も斜めにカットしてます。
壁との隙間は、パテで埋めて誤魔化すしかない。
ファイバーテープを貼りました。
パテ塗りまで完了。一晩乾かして、下塗りします。
それから、未完成だったトイレの壁も。
合板のまま、仕上げが未定だった奥の3か所(風呂との仕切り部分)。
石膏ボードの端材を張り付けることにしました。
どうせゴミになっちゃう石膏ボードが活用できるし、
全面合板なら下地位置を気にせずビスが打てるし、と。
端材を張ってパテ塗りまで。
少し前の写真。私が拾ってきた壺に、父が野の花を活けてくれた。