北海道標茶町にある旅人宿|なかまの家

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「2025 3月」一覧

家を作る。77

 

 

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少し前に、大さんが加工して取り付けた風呂の窓枠。

高級な(私たち的に)ヒノキ材です。おぉ~美しい!

きちんと製材された材料で作ると、こんなにピタッときれいに収まるんだ、ということがよくわかった。

再利用のサッシに付けるのがもったいないくらいの窓枠になった。

 

一方、こちらは2階の窓。

ここだけは、廃屋時についていた木製サッシを内側にそのまま利用しています。

(二重サッシになっていて、外側はアルミサッシ)

サッシの付け方が他と異なっていて、どうしようかと悩んで放置したままだったのだけど、

これまた廃材の中にL字の見切り材があったので、これでいいじゃん、と窓枠にしてみた。

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サンダーかけて、渋皮で塗装して。

サッシの周りにぐるりと、壁に張るボードの断面が隠れるように。

四隅も斜めにカットして合わせてみた。

 

・・・が、失敗。

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順番に留めていたら、最後の角がこんなにズレた・・・

釘打ちした分、想定より沈んだ。がっくり。水切りじゃあるまいし。ヘタすぎる~

かき集めた4本の見切り材は、寸法が揃ってなくて、

そもそも角を合わせるのはちょっと無理があったかも。

とりあえず留めたけど、廃材ストックの中にもう1本見切り材があれば、直そうかな。

2階の窓枠見る度に、後悔するのはいやだし!

 

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それから、手を動かしながら、思いついた造作をひとつやってみた。

台所と脱衣所の境の間仕切り壁に、埋め込むかたちで小さな棚を作ろうかと。

そのための下地と台をこの段階で取り付けます。

専門用語でニッチと言うらしい。ネットで見つけて、やってみたかったので。

筋交いがあるので五角形になるけど、一輪挿しなども置けるよう、縦に長い棚にしよう。

 

 

 

最近の雑感。

やり方がわかると、俄然たのしい。

段取りよく手を動かせるのは気持ちが良くて、時間があっという間に過ぎてしまう。

「家づくりもプラモデルと一緒だよ」と言っていたセルフビルド先輩の言葉を思い出す。

やり方に悩むと、不安になるし途方に暮れることもあるけど、

それを解決できた時には、「できなかったことができるようになった自分」が確かにいて、

それが何より嬉しい。経験値がぐんぐん上がってるなぁと実感する。

この家が完成したら、どんな気持ちが胸いっぱいに広がるんだろう。すごく楽しみだ!

 

 3:15 PM|コメント (0)

家を作る。76

 

寝室天井の羽目板張りが楽しくてもっとやりたくなったので、

トイレの腰壁を先に張ることにしました。

 

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先がけて、壁の下地を完成させなければ。

風呂との境界になる壁に合板を張りました。

ここは、床から92㎝の高さまで腰板を張り、残りの上側は間柱を見せたままです。

(合板部分には、塗装する予定)

なので、92㎝のところに板を設置して小さなカウンターを作りました。

腰壁の断面を隠す目的もあり。

カウンターになる材は、廃材ストックの中からナラの板を探し出し、加工しました。

 

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で、次はドア枠。

例のカラマツ材を加工して作りました。

厚みがあって重たい感じだったので、トリマーで角を落としてみたりして。

写真は、取り付け途中の様子。下は枠なしなので、3辺だけ。

 

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そして、ドア枠できあがり。

ドアは、仮に置いてみただけ。取り付けはまだ先です。

ちなみに、このドアもいただきもの。余裕があれば、表面だけ張り替えようかな。

と言いつつ、結局そのまま使うことになる気もする…

 

さらに、羽目板を必要な分だけ、92㎝で切り揃えて。

 

さて、準備が整ったので、羽目板を張っていきます。

端から順番に、垂直を確認しつつ。

途中、羽目板の張り具合が心もとない箇所があり、急きょ下地を足したりしつつ。

 

壁は天井よりなんて楽なんだ!と嬉しくなり、作業は捗りました。

 

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できあがり。ドア枠との隙間もきれいに張れたと思う。

ちゃんと隠し釘を活用できたし。

 

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釘穴のある羽目板は、奥の壁に使って目立たないように工夫。

 

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うん、トイレ、いい感じ!

今気が付いたけど、ドア枠も腰壁もカラマツでお揃いだ!

 12:17 AM|コメント (1)

家を作る。75

 

あちこち同時進行してます。

寝室の天井にも取り掛かりました。

 

この部屋は上に屋根裏部屋があるのと、畳を敷くので天井が低くなってしまいます。

まぁ寝室だからいいか、と思いつつ、少しでも閉塞感を減らすべく、

桁は見せたまま、その間に羽目板を張ることにしました。

 

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まずは、桁を全てサンダーでやすりがけ。

こんな感じで毛羽立っている桁が・・・

 

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サンダーをかけるとこうなります。

素手で触っても安心。

 

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全部やすりがけして、さっぱり~!

 

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次に、羽目板を張るための下地材を桁の両側に入れます。薄緑色の材がそれ。

少し前に知人からいただいていた胴縁材。

防腐塗装してあるから色がついているのだけど、ここに使わせてもらいました。

20本くらいあったので、ケチらず長いまま使えてありがたい。

 

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それから、グラスウールが見えたままだった部屋の両サイドの隙間も、

防湿シートと気密テープで塞ぎます。細かい箇所は面倒くさい。

 

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そして、羽目板を張ってみる。

初めての作業なので、慎重に。事前にYouTubeなどで手順はチェック済み。

オス実とメス実を間違えないよう。ボンド+小釘で一枚ずつ胴縁に打ち付けていきます。

実(さね)に斜めに打つので、大小のカナヅチの合わせ技。

 

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ちなみにこの羽目板は、道産カラマツ材。

事情があり短期間ではずされたもったいない材だそうで、ありがたく頂戴しました。

再利用だからところどころ釘穴開いているけど問題なし。

汚れはサンダーで軽く落とし、実が割れてしまっているものは始まりと終わりの一枚に回して、

なるべく無駄が出ないように使います。

 

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おぉ。単純作業とはいえ、手を動かしただけ成果が目に見えるので、楽しい。

 

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少し手間取ったのは、始まりと終わりの板に打つ隠し釘。

ただでさえ上を向いて釘を打つだけでも難しいのに、細くてすぐ曲がるし、

まっすぐ打たさらないし、何本無駄にしたことか・・・

ていうか、既に釘穴開いているような板なんだから、釘隠さなくてもよくない⁉と開き直り、

普通の釘で留めたのが、上の写真。全然わかんないって。普通の釘でいいじゃん!

 

ところが、大さんに見せたら「いやーもうちょっと頑張ってみてよ」とダメ出し。

ちぇっ。

 

結局、1ミリのドリルで下穴を開ければ上手く隠し釘を打てました。

1ミリの刃が電動ドリルにはまらなくて、手動だけど。

 

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そして、ほぼ完了したのがこちら。いい感じー!

この天井を眺めながら毎日眠ることになるのかと思うと、感慨深い。

 

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しかし、作業を進める途中で、

「あれ?まてよ。壁にボード張るのが先だったんじゃない?」ということが

判明したので(またかよー)、壁際の1~2枚は羽目板を張らずに残してある。

ボードを張って、塗装もしてから天井を張る方が収まりがいいらしい。

塗りの作業ができるのはいつになるだろう…

 

 10:37 PM|コメント (0)
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