北海道標茶町にある旅人宿|なかまの家

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「2024 12月」一覧

家を作る。70

 

風呂場の続きです。

内壁も窓枠もまだ途中だけど、水道屋さんに、排水の接続を年内に依頼してしまいたいので、

先にこちらを。あっちもこっちも同時進行してて訳わかんなくなりそうです(笑)

 

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床を作ってグラスウールを詰め、防湿シートを張ったところに、

浴槽を入れてみました。

うん、寸法はおおむねいい感じ。

 

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浴槽の足回りに垂木を打ってはめました。

足位置に印をつけて、いちど浴槽をどかして、垂木を打って、上からはめる、という作業なのですが、

寸法ギリギリのスペースで浴槽を出し入れするのは、なかなか大変。

 

・・・が、垂木に肢をはめて浴槽に乗ってみると、傾くことが判明。

なんと、床が、隅に向かって傾いている!

(最初にちゃんと確認すれば良かった…時すでに遅し)

 

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どーしたもんかと、あれこれすごーく考えて、

結局、5ミリほど浮いてしまう足の下にはスペーサーを入れ(スタイロフォームを

薄く切ったもの)、さらに垂木を一部はずしモルタルで押さえました。

ただ、セメントで作業するには気温が低すぎるので、

速乾性モルタルを使い、薪ストーブだけでなく灯油ストーブも併用して温めて、

色々と気を遣いました。

 

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やっかいだったのが、一番傾いていた隅。

浴槽を設置すると、足に全く手が届かないのです。

セメントを山盛りにして、一発勝負で上から浴槽を設置する作戦。緊張しました。

 

そうして四苦八苦して、なんとか固定できたので、

水道屋さんに残りの作業を依頼。

 

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カランを設置し、水道管は浴槽の隙間を通してもらいました。

ここに作る間仕切り壁を通過させて、あとは露出配管の予定。

 

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排水もしっかりつないでもらいました。

 

室内の水道配管は全て露出させるので、石膏ボードを張って塗りも終えてからの設置だそうです。

「続きは1年ほど先になると思いますけど、必ず連絡しますので忘れないでください」とお願いしておきました(笑)

 

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とりあえず、年内の作業はここまで。

子どもたちの冬休みが終わるまでは、しばし中断かな。

 

 10:29 PM|コメント (2)

家を作る。69

 

話が前後しますが、内壁の断熱材も引き続き詰めています。 

 

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45㎜厚のスタイロフォーム(水色のやつ)が余っていたので、

トイレ横の真壁と、天井裏の壁部分に利用することにしました。

厚みがちょうどぴったりなので。

グラスウールとは違い、防湿シートを張らなくて済むし。

 

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トイレ横の壁。

ここまで作業して、気が付く。

しまった・・・下地を入れるの忘れてた!

 

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床面から1820㎜の位置に下地を入れた後、さらに気が付く。

そうだ、トイレは腰壁にしようと思ってたんだった・・・

そうして910㎜の位置にも追加した結果、上下2箇所に下地が入ることに。

たぶん、上の下地は無くて良かったと思う。とほほ。

 

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最後、スタイロフォームの在庫がギリギリになってきて、

涙ぐましいほどの継ぎはぎっぷり。

境目は気密テープで塞ぎました。

 

 

グラスウール詰めの方も、手間取ってます。

こういう壁がややこしくて!

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5㎜厚さのグラスウールを2枚重ねて入れるのだけど、

いかんせん形が複雑で…

 

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少しずつ押し込んでは引っ張る、を繰り返してなんとか隙間に入れます。

 

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台所の天井部分。上の隙間に、指が入らない~!

仕方なく、下地をいったんはずして詰めました。

 

 

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お風呂にもグラスウールを詰めました。

 

そして、土間を除く1階の断熱材をほぼ入れ終わったところで、再び気が付く。

この先の手順をあれこれ調べていたら、あれれ?

うわ!窓枠を先に入れなきゃならないんだったー!

窓枠のビスは、見えないように壁の内側から打つらしい。

断熱材はちょっと除ければいいとして、防湿シートを剥がさなきゃならないってこと?とほほー

窓枠の材料もかき集めなきゃ!

 

 9:51 PM|コメント (2)

家を作る。68

 

この週末に、階段が完成しました!

 

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階段は、大さんが一人で頑張りました~。

(はっきり決めているわけではないけれど、何となく二人で作業分担してます。

その方が効率良いと思うし)

 

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側板は、キハダとサクラ。(写真はキハダの方)

木目が美しい。

 

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踏板は、カラマツです。

前にも書きましたが、家の裏の防風林だった木です。

 

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↑これです、2022年の冬に伐採した60~70年生のカラマツ。

この時の丸太の一部を厚さ4㎝で製材してもらいました。

 

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そんなわけで、思い入れも格別です。

乾燥して割れやしないかがちょっと心配だけど。

 

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梁に沿うはずだった切り欠きが想定よりズレちゃって、隙間が空いたのはご愛敬ってことで。

上からボルトで留めています。

 

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やや急な段だけど、限られた室内スペースで場所をとられたくないし、

このくらいのバランスがベストだと思う。

必要に応じて、手すりを後からつけるかもしれません。

 

 10:19 PM|コメント (2)

家を作る。67

 

数日前に降った雪で、すっかり冬景色になりました。

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最高気温が氷点下の真冬日でも、薪ストーブのおかげで作業中も暖かい。

外壁が未完成だった昨冬と比べても、全然違う。

手足がしばれないというだけで、作業が捗ります。

 

 

さて、内壁の作業もしつつ、風呂にも取り掛かりました。

 

ややこしいのですが、ハーフユニットバスは床面が高くなります。

(一段上がって風呂に入ることになる。)

ふつうは床下に施工するところを、床の上に作ることにしたので、

少しでもその段差を低くするべく、合板下の2㎝の断熱材をはずすことにしました。

つまり、風呂の部分だけ2㎝床をさげることに。

約200リットルのお湯の重さがかかる床なので、

断熱材を入れず強度と安定性を優先した方がいいとの、水道屋さんのアドバイスもあり。

(出入りする業者さんが、その場で気が付いた点をアドバイスくれる。ありがたいです!!)

 

まずは、そのための修正です。

風呂の間仕切りを入れるところに、床の根太を1本増やすことに。

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合板を剥がして、

 

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スタイロフォームもはずします。

 

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で、根太を1本足しました。

 

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そして、合板を敷く。

少しでも防水性が高まることを期待して、合板にはペンキを塗りました。

これも、資材を運んでくれた業者さんからのアドバイス。

写真ではわかりにくいけど、色を塗った合板の部分だけ2㎝下がっています。

段差の真下に、新しい根太が入ったというわけです。合板の端でビスが打てるように。

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根太の位置に墨を打ってビス留め。

お湯の重さがかかるので、ビスは多めに打ちました。

 

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風呂の内壁下半分には合板は張らないので、下地も必要なく、

床との取り合いは気密テープを貼るだけで済ませました。

 

 

 10:04 AM|コメント (0)

家を作る。66

 

さて、届いたグラスウールをせっせと壁に詰めています。

 

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グラスウールは395㎜幅と43㎜幅の2種類を購入しました。

柱と間柱の太さも間隔もまちまちなので、ぴったり合うように微妙にカットしながら詰めていきます。

 

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筋交いやヌキのところは、なかなか複雑で頭を使います。

10㎝の厚みのあるグラスウールを無理やり狭いところに通すとちぎれるので、

厚さもカットして調整しないと入りません。

 

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詰めたところから、防湿シートを張って、気密テープで止めます。

グラスウールは湿気に弱いので、湿気の侵入を防ぐためだそうです。

 

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写真ではよくわからないけど、コンセント部分には防気カバーを内側に入れて湿気対策。

 

本当は、気密コンセントカバーをコンセントボックスの外側に設置するものらしいのだけど、

間違ってインナーカバーを注文してしまいました。

でも値段が10倍くらい違うので(なぜかインナーカバーの方がお安い)、

試しに付けてみたら、これでも気密効果は保てそうだし、これでいいじゃない、ということに。

コスト削減ってことで結果オーライ?

 

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悩んだのは、床との取り合い部分。

根太と床断熱の高さ分は、合板の切り欠きや下地があって狭いので、

解体時にとってあった古いグラスウール(黄色いやつ)を詰めることにしたのですが、

ふと、床下からの湿気が気になりました。

明らかに隙間があるところはスタイロフォームなどで埋めたけれど、

手を入れるとなんだかひんやりするし、せっかくの新しいグラスウールが湿気でダメになっては悲しい。

 

いったん作業を中断し、あれこれ調べ直して、検討した結果、、、

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内壁の底部分に、防湿シートを入れることにしました。

防湿シートを小さくカットして、気密テープで留めただけだけど、何もしないよりはずっといいはず。

 

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いったん詰めたグラスウールを取り出して、やり直し。

地味に手間のかかる作業でした。

 

 

ちょっと余談。

それにしても、要所要所で使うこの白い気密防水テープ。

参考にする本やサイトでも必ず出てきて、私たちもやたらと多用しているけれど、

耐用年数がとても気になる。

ガムテープよりは粘着力は強いし丈夫そうだけど、これ、本当に数十年持つんだろうか?

 

 

それから、階段も徐々に出来上がってます。

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 完成まであともうひと息!

 

 10:59 PM|コメント (0)
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