北海道標茶町にある旅人宿|なかまの家

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「2013 4月」一覧

ギョウジャニンニク☆パラダイス

 

どうして山菜採りって、こんなに夢中になっちゃうんだろう。

特にギョウジャニンニクは、シーズン初めということもあって、楽しすぎる。

フキノトウはどこにでも生えてるし、簡単に見つけられちゃうから、

「採る」楽しさという点では、やっぱ勝てないもんなぁ。

 

私の経験によると、ギョウジャニンニクは、水際に生えているものより、

ササと一緒に生えているものの方が、太くて長い。

でもササと一緒にってことは、なかなか見つけにくい。

ちゃんと「ギョウジャニンニク目」にならないと視界に入ってこない。

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ほら。一見、ササだけだけど…(写真左)、除けてみると、いたー!(写真右)

この瞬間、アドレナリン、出るー!(笑)

 

 

もちろん今日も、採りに行ってきた。

同じくこの興奮を分かち合える母と一緒に。

 

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約1時間ほどの成果。帰ってきてから、比べ合いっこ。

左が私で、右が母。量は私が多いけど、質は母かな。

「やるな、母上…」

「ふっ。年季が違うってことよ」

 

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一級品! 美しい~。

 

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葉が開いてなくて短いのは、今夜の天ぷら用に。

 

 

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ちなみに、私のギョウジャニンニクへの情熱を表しているのが、このバッグ。

岩内町の村本テントhttp://www.muramoto-tent.com/にお願いして、

ギョウジャニンニクサイズでオーダーしたものなのです。すごいでしょ!

 

めちゃ丈夫なテント生地。山の中で目立つ黄色。底には水や虫抜き用の穴。

腰で安定する太いベルト。ハサミ用の内ポケット。採ったものが落ちないように、紐通し穴付き。

どこをとっても、完璧すぎるバッグなのです。

 

 

 

最後に一枚。 

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この木、まるでおしゃれな椅子みたい!

ということで、題名、エマニエル夫人ならぬ『ヤマニイル夫人』w

 

 3:56 PM|コメント (2)

今年のフェルト制作も終盤

 

久々の、イボン・マラヤの作品紹介です。

山菜採りやハウス仕事(←母の担当)をしつつも、せっせと作ってまーす。

 

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母屋のひと部屋が、工房です。

狭い部屋なので、いつも材料で溢れてる…。

 

 

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ポットマットの色を変えてこんなにたくさん~! 右写真は制作の様子。

これらは、標茶の町営牧場内にある観光スポット、多和平(たわだいら)の売店用の商品です。

牧場には、顔の黒いサフォーク種の羊がいるから、この柄なのです。

 

他には、色をおさえたこんなシリーズも。

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コースター

 

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ポットマット

 

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ヘアゴム、ミニポーチ、がま口ケース

 

5月に入ったらハウスも本格的に手を入れなきゃならないし(夏の楽しみ)、

6月からは山登りも始まるんだろうし(山狂いの母)、

フェルト制作期間はそろそろ終わりかな??

 10:50 PM|コメント (4)

シラカバ樹液の悲劇

 

言い出したのは、私でした。

「シラカバから樹液が簡単に採れるんだよー」とあちこちで聞いていたので、

自分でもやってみたい!と。

 

幸いにも、うちにはシラカバが数十本生えています。

20数年前になかま父が植えたもので、なかなか立派な幹に育ってきました。

 

で、見よう見まねでやってみたわけです。

ドリルでちょこっと穴を開けて、管を通して。

 

勇んで3月下旬に設置したら時期が早すぎちゃって、

待てど暮らせど、樹液なぞ一滴も出ず。

 

でも、4月の10日すぎ。

ちゃぁんと樹液が出てきました!

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やったー! 

水のような透明の樹液がみるみるうちに溜まりました。

 

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仕掛けを設置したのは2箇所。

どちらも2,3日でそれぞれ約2リットルの量に♪

 

 

さて、採れた樹液をどうしよう?

そのまま飲むとわずか~に甘い。

 

これでお茶を淹れるとか、パンの生地に混ぜ込むとか、

はたまた、しゃぶしゃぶがいいとか、色々話は聞いていたけれど、

どれもいまいちピンと来ない。

だって、せっかくなら、水の代わりじゃなくて、樹液ならではの味を楽しみたいじゃない。

 

家族3人であーだこーだ協議した結果、

「甘みが少ないから難しいって聞いてたけど、やっぱり、煮詰めてシロップにしてみよう!」ということに。

まずは凝縮して味わってみることにしたわけです。

 

で、約4リットルの樹液を鍋に入れて、薪ストーブの上に載せて。

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「いったいどんなになるんだろう?」とワクワクワク♪

ストーブの横を通るたび気になって、蓋を開けること幾度。

 

そのうち甘い香りが漂い、期待は増幅。

スプーンですくって味見をしてみると、はっきりとした甘さに!

「こ、これは、もしかして、予想以上にイケるんじゃ…?」

 

 

しかし、悲劇はこの後に起こってしまいました。

 

半日以上煮詰めて、残り約400mlになったところまでは確認していたのに、

夕食を食べ終わった頃に、みんなでその存在を忘れちゃって、、、

 

そして、この日に限って家族仲良く茅沼温泉まででかけちゃって、、、

 

 

約1時間後、、、

 

温泉から帰ってきたら、、、

 

 

 

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<(゚ロ゚;)>ノォオオオオオ!!

 

憧れのシラカバ樹液は、焦げカスとなって消えました。。。

 

 

 

まぁ鍋が焦げただけで済んで良かったけどさ。。。(T_T)

 11:43 PM|コメント (2)

春の恒例行事、羊の毛刈り~♪

今年も、羊たちの毛刈りをしました。

我が家の春の行事です。

 

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まず1頭目。オスのシム。

なかなか、ご立派な腹回り。

 

 

毛刈りをしてくれるのは、白糠町の羊まるごと研究所の酒井さん。 

大きな声でたくさんしゃべってたくさん笑う、ゆかいな羊飼い。毎年来てもらっています。

羊まるごと研究所(通称、ひま研) http://himakenn.fc2web.com/ 

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羊飼いの手にあっては、シムの大きな体もこの通り。

大人しくおっちゃんこ(※)してます。ちょっとマヌケなポーズでしょ(笑)

「この軸を中心にして、前後、左右に動かすと羊は安定しまーす」と酒井さんが説明してくれてます。

※おっちゃんこ:北海道弁で「座る」の幼児語

 

 

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胸のあたりから刈りはじめて、お腹→首→背中→お尻へと順に刈っていきます。

1頭につきたった数分。さすがの職人技。あっという間です。

 

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近所のOさん親子も見学に来ました。

ムネ君、毛刈りに初挑戦!

  

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完了~!

スッポリ剥けて、シムが小さくなりました(笑)

 

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1頭分の羊毛が、こんな感じできれ~いに一枚に 。

酒井さんが手にしている左上が頭の方で、右下がお尻の方。

これはこの後、なかま母が洗って、ゴミとって、カードがけして。

毛糸やフェルト小物になります。

(がんばれ、なかま母。去年の分もまだ終わってないゾ)

 

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2頭目のチャコ(シムの母羊)の、ビフォー&アフター。

シムに比べて体が小さく、骨ばってるのはかなりの高齢だから。 

 

 

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刈りたての羊毛は、ふわふわ柔らかい。

羊の脂でしっとりしてて、羊の匂いがします。

 

今年も1年分の羊毛、ありがとう。

また来年まで、たくさん草食べて、温かい毛をよろしくねー!

 9:36 PM|コメント (0)

シカ肉レシピvol.13 網脂の包み焼き

自分たちで獲ったエゾシカをいかに美味しくいただくか、というのも我が家のテーマです。

日々、色々と調理していますが、忘備録も兼ねてこのブログに記していくことにします。

※レシピバックナンバーはコチラ→http://www.nakamano-ie.com/nakamablog/recipe

※エゾシカわな猟についてのブログはコチラ→http://www.nakamano-ie.com/nakamablog/shika

 

  

●●シカ肉レシピvol.13 網脂の包み焼き●●

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網脂(あみあぶら)。

食べたこともなけりゃ、どんな料理に使われるのか見当もつかなかったんだけど、

どうやらけっこう手軽に調理できるらしい。。。との噂。

それなら、やってみよー!と思って、解体する時に取り出し、冷凍してありました。

 

網脂は、内臓を包む網状の脂のことで、

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広げるとこれくらい。きれいな網目なんです。

 

色々検索してみると、網脂を料理に使うメリットとしては、

・淡泊な素材に脂(コク、深み)を補強する

・材料を「包む」ことができる

の2点にあるらしい。

 

というわけで、

まずはオーソドックスに挽き肉で作ったタネを包んで焼いてみることに。

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網脂の下処理。酢を入れた水にしばらくさらします。

脂が引き締まった気がする。

 

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タネは、ひき肉(もちろんシカ肉)、炒めた玉ネギ、おから(たまたまあったので)、塩コショウ、ナツメグ。

網脂を適当に切って包みました。これをグリルでじっくり中まで火を通します。

 

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味は…おからを入れたことにより、ただでさえ淡泊なシカひき肉のタネが、

より淡泊になって(パサついちゃって)ちょっと失敗。網脂以前の問題だわ。

 

肝心の網脂は、脂っぽさは全然気にならない。

ソーセージの薄い皮みたいのが口に残る程度の存在感。

…ふ~ん。

これはちょっと面白い素材かもしれない。

だってこのタネ、卵を入れていないってのがポイントで、それは網脂のおかげ。

中身を変えて、色々包んでみようっと♪

 3:09 PM|コメント (2)

物々交換~卵がチーズとニワトリになった

 

この度の物々交換をまとめてみようっと。

 

まず、うちの『横斑プリマスロックの卵13個』と

『アローカナ2羽』と『ボリスブラウン2羽』をWさんと交換。

 

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横斑プリマスロックがほしいWさんはこれをウコッケイに抱かせるんだそう。

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Wさんちで孵ったアローカナ(右の白い2羽)。茶色はボリスブラウン。

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『アローカナ1羽』と『ボリスブラン1羽』を一緒につぶした素ちゃんが

持ってきてくれたのは、『手づくりチーズ』。

同時にここで、『ボリスブラウン1羽』は、我が家の食材に。

その日の様子→http://www.nakamano-ie.com/nakamablog/866.html

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ストリングとゴーダ!

酪農家である素ちゃん手づくりのチーズ、これがまた、美味し~んだ!

  

で、残された『アローカナ1羽』は、なかま父のフルート教室の先生のお宅へ。

T先生のご主人が、ニワトリを飼うのが趣味なのだとか。

なんと、「鶏々交換!?」と題して、先生もブログに紹介してくれていました。

http://ameblo.jp/sawako-flute-school/entry-11506081082.html

先生! 間違いなく、日本広しと言えども、

フルート教室を通じて鶏の交換を行なっているのは、先生と父だけでしょう!(笑)

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そして、T先生の家からやって来たのがコレ。

チャボの雑種だそうです。オナガとかゴイシが混ざってそうな、きれいな羽!

とっても気に入りました。チャボは温和で扱いやすいし、羽のバリエーションがきれいだし、

抱卵するし、どこかでメスも手に入れて増やせたらいいな~♪

 

ニワトリに限らず、動物好きたちの間では、こうした小動物交換は

日常的に行われていて、私もこれがけっこう楽しくて好きです。

まさに、リアルなポケモン?(笑)

 

 8:54 PM|, コメント (0)

ニワトリをいただきます。

 

ニワトリは卵を採るためだけでなく、お肉としてもいただきます。 

 

肉にするのはたいてい、卵を産まなくなった年寄りのメスか、前年に孵った若いオスです。

今朝は、うちで育てたニワトリじゃないんだけど、

つい先日、物々交換で「これやるから、食べれ~」と言われてもらって来た3羽をつぶしました。

 

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左の茶色い2羽が、ボリズブラウンのメス。右の白い2羽が、アローカナの若いオス。

一番右の1羽を残し (これまた物々交換で、もらい手がついたので♪)、3羽を食べることに。

 

 

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以前から「機会があったらやりたい」と言っていた

素ちゃん親子from厚岸 にも声をかけて皆でやりました。

 

ニワトリを小屋から捕まえてきて、首の動脈を切って血を抜き、

約70℃のお湯にくぐらせて、上の写真のように羽をむしります。

 

バーナーで産毛のような羽を炙った後、

頭と肢を落としてから解体作業へ。

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モモ、ムネ、ササミ、手羽と、解体していきます。

レバーやハツ、砂肝も取り分けて、せせり (首の肉) やトサカも。ガラもスープ用に。

個体によっては、ナンコツ (居酒屋で、よくメニューにあるアレ!)

卵になる前の卵黄 (煮物にすると美味し) も取れます。

それから、よく串焼きでメニューに登場するポンポジも。

 

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だいたいこれで1羽分。

 

 

早速、今日のお昼と夕食に、美味しく食べました♪

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ササミは刺身で。年寄りメスの方は、歯ごたえの分だけ味も十分!

 

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残りのお肉は、なかま父が調理しました。

圧力鍋で調理した後、甘辛煮にして。

 

ニワトリに感謝、感謝。

今日も美味しく。 いただきます。

 

 

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そんなわけで、今日の夕食は

 ●鶏肉とリーキの甘辛煮

 ●鶏肉出汁の、玉ネギとリーキのスープ

 ●クレソンのサラダ (ついさっき、夕方に裏山で採ってきた初物♪)

 ●薪ストーブで焼いた越冬じゃがいも (これが、めっちゃ甘いの!)

 ●フキ味噌 (2日前に作ったやつ~http://www.nakamano-ie.com/nakamablog/865.html

 

リーキとじゃがいもは、音更で農業やってる友達んちのもの

(ここ!→たけなかファームhttp://www.leekman.com/

 

なんて豊かな食卓なんだろう!!

自画自賛しちゃうくらい、今日も幸せな食事でした。

 

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 8:04 PM|コメント (0)

山菜のトップランナー

 

出た出た! 出ましたよ~!

山菜のトップランナー、フキノトウです!

雪の下からやっと現れた、まだ枯れ草ばかりの地面に、ニョキっと顔を出しました。

 

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まず1日目。20個くらい採って…

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天ぷらに♪ フキノトウとホタテのかき揚げです!

春の香りが~たまらないぃ~♪

 

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しかも、知人が静岡から送ってくれたタケノコの炊き込みご飯も一緒に!

春のごちそうです。

 

 

 

翌日は、さらに、カゴいっぱいに採って…

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丁寧に茎と花を取り除いたら…

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今度はフキ味噌ができました~♪

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これも香り高くて、ほろ苦くて、白いご飯によく合います。

 

3月いっぱいで狩猟シーズンが終わったところで、

今度は山菜シーズンへ突入です!

 10:16 PM|コメント (2)

味噌だるま

 

先週のことになりますが、毎年恒例の味噌作りをしました。

今年は、スペシャルゲストとしてジュンペイ(小6)も一緒に。

ちょうど前日から我が家に遊びに来ていたのです。

 

 

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二人で仲良く、麹ほぐし。

大豆と麹は美幌産です。美幌にあるこうじ屋さんから仕入れています。

 

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つぶした大豆を加えて、こねこねこね…。

…ん? バッドの縁に何かある… 

 

『おでん byジュンペイ』

 

 

 

ひと通りこねたら、味噌玉づくり~。

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うふ。かわいい味噌だるまたち。

 

 

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最後は、自他ともに認める野球少年が張り切って投球。

が、しかし、興奮しすぎて床にボールの連発(笑)

「ちょっとピッチャー、ストライク頼むよ~!」 「落ちた味噌は踏むな~!床が汚れる~!」

などと各々叫びながら、わいのわいの♪ 楽しいひとときでした(○^_^○)♪ 

 

さぁ半年後、美味しくできるかな!?

 

 10:32 PM|コメント (0)
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