北海道標茶町にある旅人宿|なかまの家

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「2013 1月」一覧

帽子とバブーシュ

 

なかま母のブランド(っていうと大仰だなぁ)、「イボン・マラヤ」の新作です。

 

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ベレー帽。グレーの地に、さりげなく白いドットが入っています。

かわいすぎず、シンプルに着こなせるように。

 

 

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深く被るとこんな感じ。もっと浅く被ってもいいしね。

 

 

 

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こっちのベレー帽は深緑色。コサージュは取り外しできます。

 

 

 

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朱色の帽子。革製の葉っぱ型ボタンがアクセントに。

 

 

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すっぽり被れるから、耳まで暖かいのです。

 

 

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黄色いバブーシュ。脱ぎ履きし易いかたちです。

 

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底には革が貼ってあるので、フローリングでも滑りにくい。

 

 春はまだ先。冬の間は、せっせと製作に励んでいまーす。

 2:45 PM|コメント (0)

シカ肉レシピvol.3 ヒレカツ、ロースカツ

自分たちで獲ったエゾシカをいかに美味しくいただくか、というのも最近の我が家のテーマです。

「シカ肉ってどうやって食べたら美味しいの?」と聞かれることがよくあります。

その疑問に少しでも答えられればと思い、このブログに記していくことにします。

自分たちのための忘備録も兼ねて。

※レシピバックナンバーはコチラ→http://www.nakamano-ie.com/nakamablog/recipe

※エゾシカわな猟についてのブログはコチラ→http://www.nakamano-ie.com/nakamablog/shika

 

 

●●シカ肉レシピvol.3 ヒレカツ、ロースカツ●●

つい先日手に入れた0歳オスのヒレとロースをカツにしました。

シカカツは既に我が家の定番メニューです。

これも特に記述すべきレシピはありません。

 

 

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右が3分の1がロース、真ん中がヒレ。

部位による味や食感の違いはほとんどありませんでした。

どちらもおなじくらい柔らかくて、食べやすい!

これが3歳くらいの個体だと変わってくるのかも?

 

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調理する前。上がロース(の一部)で、下がヒレ。

ロースは背の方です。

 

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スライスして、軽く塩コショウして、衣をつける。

 

 

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シカ肉は一般的に油料理に合うとされています。

カツは文句なしに美味い!ビールによく合います。

上の写真は、未だ食欲は現役のなかま父の皿。すごい量(=_=;)

こんなに贅沢に食べられるのも、自分たちでシカを手に入れられる特権ですね。

父は、さらにカツをおかわりしてました。(どんだけ!笑)

 

 

 

ちなみに今日の食べたシカは、つい先週、近所の農家さんで罠にかかった個体。

解体を手伝ったので、肉を分けてもらったのです。

まだ角も生えていないオスで、牛舎の牧草を盗み食べていたらしく、

この時期にしては脂がのった個体でした。

 

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 10:18 PM|コメント (0)

シカ肉レシピvol.2 ハンバーグほか

自分たちで獲ったエゾシカをいかに美味しくいただくか、というのも最近の我が家のテーマです。

「シカ肉ってどうやって食べたら美味しいの?」と聞かれることがよくあります。

その疑問に少しでも答えられればと思い、このブログに記していくことにします。

自分たちのための忘備録も兼ねて。

※レシピバックナンバーはコチラ→http://www.nakamano-ie.com/nakamablog/recipe

※エゾシカわな猟についてのブログはコチラ→http://www.nakamano-ie.com/nakamablog/shika

 

 

●●シカ肉レシピvol.2 ハンバーグほか●●

解体のときに出る小さな肉の塊(ネックやバラの端っこ)などは

まとめてひき肉として利用しています。

シカ肉は脂が少ないので、牛脂で補うと(2割ほど混ぜています)食べやすくなります。

 

ひき肉はいくつも小分けして冷凍保存。あらゆる料理に使います。

レシピは、他のお肉を使う時と同じです。

 

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ハンバーグ

 

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餃子

 

 

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オムレツ

 

 

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麻婆豆腐

 

正直、ひき肉料理にした場合、言われなければエゾシカ肉だとはわからないと思います。

そういう意味では、シカの味を味わいたい人には、ひき肉料理は物足りないかもしれません。

 

でもとにかく、どれも文句なしに美味しい!!

 11:11 PM|コメント (0)

背中がかゆい羊

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うちの羊たち、チャコ(右)と息子のシム(左)。

 

 

冬の間の羊たちは、もっぱら柵の中で生活していますが、

時々外に出してあげます。

 

すると真っ先にするのが、これ。

 

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何をしてるかというと、

背中を掻いてるんですねー。

 

そうとう痒いみたいで、せっかく自由の身なのに、しばらくここにいます。

その間、この小屋は震度4強の揺れが続きます(笑)

 

 

 

 

 

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ひとしきり背中を掻いた後、正月飾りを処分してくれているチャコ。

どんど焼きならぬ、どんど喰い!?(笑)

 

 9:58 PM|コメント (0)

シカ肉レシピvol.1 焼肉

 

自分たちで獲ったエゾシカをいかに美味しくいただくか、というのも最近の我が家のテーマです。

部位ごや個体ごとに異なるお肉をどう調理するか。

まだまだ試行錯誤の段階ですが、「シカ肉ってどうやって食べたら美味しいの?」という

疑問に少しでも答えられればと思い、このブログに記していくことにします。

自分たちのための忘備録も兼ねて。

※エゾシカわな猟についてのブログはコチラ→http://www.nakamano-ie.com/nakamablog/shika

 

 

 

●●シカ肉レシピvol.1 焼肉●●

バラはシカ肉の部位の中でも脂が多い部分。

脂の甘みが引き立つので、まずは塩でいただくのがおすすめ!

 

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 基本的に、あっさりとした淡泊な味なので、いくらでもいけちゃいます。

今こうして画像を見ているだけでもヨダレが… 

 

 

 

 

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解体したときのバラ。

 

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1本1本骨をはずします。

 

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繊維に垂直になるように薄切りに。

 

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ちなみに、バラは除骨せずに焼いても美味しい。

熱々のところに齧りつく!

 

 9:40 PM|コメント (0)

myルームシューズ

 

自分用のルームシューズを作りました。

ウール100%はさすがです。これひとつあれば、厳冬期だって快適、快適♪

 

 

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ただし、ちょちょいと簡単にはできません。

完成まで、なんと8時間(!)もかかりました。

 

 

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まず、羊毛の色を選び、分量を量ります。

型に羊毛をちぎりながらのせ(ここまで1時間半)、

石けん水をかけながらひたすら擦り続けることさらに1時間(上の写真)。

 

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切り込みを入れて型を出したところ。

ふわふわだった羊毛の繊維が絡み合って、布の状態になってきました~!

でも、まだまだサイズがバカでかい。

これをもっともっと擦って、収縮させていきます。

そうすることで、丈夫で分厚いルームシューズになるのです。

 

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腰を入れてひたすら力を込める! 2時間くらい。けっこうしんどい。

この時はお友達と一緒に作りました。もちろん、指導はなかま母。

 

フェルトの部分ができたら、1日目は終了。

一晩、薪ストーブの横で乾かしました。

 

そして翌日。

底の革を縫い付けたり、今度はニードルフェルトで模様を入れたりの作業。

なんだかんだ、3時間はかかりました。

 

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で、完成したのがこれです!

下のビニールが型なんです。どれだけ収縮したかがわかるでしょ。

 

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ポイントは、革の取っ手かな。ここに指をかけて履きやすく♪

ぐるぐる模様はその場の閃き。

 

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ちなみに、こっちはお友達の。

つま先とかかとで色を変えててかわいい。

 

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時間をかけて作った道具ほど愛おしい。

修理しながら、ボロボロになるまで履き倒そうと思います!

 

 10:33 PM|コメント (5)

エゾシカわな猟

3年前からエゾシカのわな猟をやっています。

昨今の、シカ被害増大によるハンター育成ブームに乗ったわけではないのですが、

家の周りにたくさんいるし、お肉は美味しいし、自分たちで獲れたらいいよね、と

ある時思い立って、なかま父と私でわな猟の免許をとりました。

 

 

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これが、くくり罠と呼ばれる罠です。

一部の部品だけ購入すれば、自分で作れます。

筒を地面に埋めて、底を踏むとワイヤーが締まるという仕組み。

造りは単純です。

 

 

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シカが罠にかかったところ。

一度ワイヤーが締まったら、簡単には抜けません。

 

シカ猟と言えば、銃猟が一般的。

わな猟を行なっている人はあまりいませんが、

あえてわな猟を選択しているのは

 ・経費がほとんどかからない

 ・家の周りや畑の側でも猟ができる からです。

 

ひと冬に獲る頭数は3~6頭くらい。

自家消費用なので、そんなにたくさんは要りません。

冷凍庫にも入りきらないし。食べる分だけいただくことにしています。

今冬はすでにメス3頭をいただきました。

 

 

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木にぶら下げて、解体しているところ。

モモ、バラ、ロースにヒレ、ハツとレバー、タンなどに分けます。

骨は犬の餌に(ケン、嬉しすぎて大興奮)。

 

とれたお肉は、様々に調理して、およそ1年かけて食べます。

噛みしめて、味わって、「美味しいね」と家族で笑い合いながら、いただきます。

 

自分たちの手で獲って、捌き、食べるという行為は

本当に多くのことを考えさせてくれます。

自然に対して、命に対して、自分自身の在り方に対しても。

 

来週あたりから、また罠をかけ始める予定です。

 9:35 PM|コメント (2)

帽子屋さんシリーズ

またまた、なかま母の新作です。

今回は、帽子屋さんシリーズなんですって。

 

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…っ! かわいい!

麦わら帽はちゃんと編んであるし、

テンガロンハットは羽まで付いてるし!

 

 

 

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それから、コチラは力作。

なかま母にしては珍しく、女子力全開な作品ですね(笑)

ワンピース、靴下、手袋は編み物で、それ以外はニードルフェルト。

 

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 10:11 PM|コメント (2)

オリジナルお飾り

お飾りはいつも、家の周りにある材料を使って作ります。

いつの頃からか、担当は私でした。

 

年末が近づくと、裏山や牧草地を散歩しながら目を光らせます。

 …あそこにあるコクワの蔓は使えそうだな…

 …立ち枯れたヨモギを今年は使ってみようか…

 …ヤチボウズの葉を束ねたらどうだろう…

 

少しずつ持ち帰った材料を薪ストーブの前に広げれば、

あとはインスピレーションが湧くままに手を動かすだけ。

仕上げに折り紙や羊毛を足して、できあがり。

 

 

今年のお飾りは、とてもシンプルに。

 

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材料は、青々としたトドマツの枝とツルウメモドキ。

ツルウメモドキの実がとても立派だったので、余計な飾り付けはなし。

蔓のグネグネとした動きが、今年の干支である”巳”をイメージしています(後付けデスiconset)。

折り紙には「謹賀新年」の筆文字を。

 

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同じ材料で、サードハウス(と呼んでいる父の小屋)用に作った小さなお飾り。

ロープの端っこが、しめ縄っぽいでしょ。

 

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ちなみに、どちらも枝を縛っているのは、イラクサの茎(繊維)。

繊維を細く割いて、指でよったものを糸として使っています。

塘路サルンパの諏訪さん(いずれ、ブログで紹介しまーす)に教わったもの。

アイヌの人たちの知恵だそうです。

  

 

 

そうそう、今年はなかま父も閃いたみたいで、

自宅の前にはこんなものも!

 

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同じくトドマツとツルウメモドキに

その辺のササと、標茶の斎藤生花で買ったハボタン。

そして中央の”竹”は、なんと、絨毯の芯!

 

昨年11月に宿の客室の絨毯を張り替えたときに知ったのですが、

新品の絨毯の芯には、長い竹が1本入ってるんですね。

(竹を軸にして、くるくると丸まっているわけです。)

「これはなかなか手に入らない素材! 何かに使えるかも!?」と、

平田家具店にお願いして置いてってもらってました。

まさか正月飾りに使えるとは思いもしませんでしたが、角松っぽくて様になってると思いません!?

なかま父のこの正月飾りには、家族も絶賛でした。

 

 

 

=== おまけ~過去のお飾り===

 

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去年2012年のお飾り。

トドマツ、オンコ、センリョウに和紙をリボンにして。

 

 

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2011年。 色んな材料を付けまくった(笑)

ベースは赤いヤナギ。ヨモギやシダの枯葉、アヒルの羽、シカの尾の骨ほか。

 

 

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2010年はフェルトでアレンジ。

カラマツの枝に白と赤の羊毛をくっつけて。この切り株を今年も使ったのですね。

右は麻縄で枝を編んでみたもの。

 

 

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2009年は気合が入ってたなぁ。ハチの巣まで使ってて豪華~!

 

 1:22 PM|コメント (1)
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