北海道標茶町にある旅人宿|なかまの家

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「2025 4月」一覧

家を作る。82

 

ひたすら石膏ボードを張っています。

これが、思ってた以上に難しくて、時間がかかってます。

 

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追加で配達してもらった石膏ボード30枚。

基本的には、壁の寸法を測り、カッターやのこぎりで切って、

断面にやすりをかけてビスで打って張る、という流れです。

 

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材料を無駄にしないためにも、大きく張れるところから優先的に張っています。

とはいえ、間柱の間隔が910㎜ぴったりの場所なんてあまりなくて、

ほぼすべてのボードで切り欠きが必要です。

 

入角の柱が歪んでいて、わずかに台形に加工しなければならなかったり、

真壁で前に出てくる柱が湾曲していたりと、

一筋縄ではいかない切り欠きばかり!

 

石膏ボードも合板に匹敵するくらい重いので、

切り欠いたけど合わなくて、もう一度はずして微調整して、

当ててみて、また合わなくて・・・と何度も繰り返して、腕が疲れる。

 

さらに切り欠き過ぎて、隙間が空いた時にはもう、心が折れそう。 

うぅ、ボードとボードの間は、いったいどの程度まで許容範囲なんだろう?

 

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開口部(窓)の角に石膏ボードのつなぎ目がきてはいけないんですって。

(後から、ひび割れの原因になりやすいから)

なので、多少材料に無駄が出ようとも、

凹やL字に切り欠かなければならなくて、それもかなり手間がかかる。

 

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玄関の壁はヌキがあったので、それを活かしたまま下地を作り足した部分。

断熱材を入れた時にうすうす気が付いていたけど、下地が平らになっていない。

大きくボードを張ったら端が浮いてビスが刺さらないー!

仕方がないので、左右に湾曲する壁に対して細切れにボードを張ることにしました。

うまくいくかなぁ。

 

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他にも、下地が部分的に飛び出している壁があって、

そのままビスを打つと割れてしまう。

苦肉の策で、飛び出た下地のところだけ裏面を削ってみたり。

逆に、下地が凹んでいる箇所には薄い木っ端を挟んでビスを打ったり。

 

とにかく、めちゃくちゃ時間かかる。。

 

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さらに石膏ボードは粉塵がすごい。

切るたびに粉が出るので、壊れかけた掃除機で吸い込みながら作業してるけど、

床も作業着も真っ白です。

 

この後は細かな切り欠きが必要な個所ばかりなので、

石膏ボード張りはまだしばらく続きそうです。

地道に頑張るしかない!

 

 

 

 

 12:18 AM|コメント (1)

家を作る。81

 

できるところから、次々と進めています。

 

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土間と玄関の足元、30cmほどの立ち上がり部分。

下地(合板)の上に、外壁に使用した野地板の残りを貼り付けました。

 

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最後の方は材料が足りなくなってきて、斜めにカットしてあった部分も活用。

材料を余すところなく活用できて、ほくそ笑む。

グラデーションのようにグレーっぽく見えるのは塗装してあるせい。

時間が経てば、全体的に黒くなるはず。

 

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さらに、数日前には玄関と土間の間に柱を立てました。

ここは引き戸を作って入れる予定なのだけど、

設計図を書いてみたところ、105㎜より太い柱が必要ということになり、

「あ!それなら、前にMさんからいただいた牛舎の柱がいいかも!」と閃き、あら~ぴったり!

サンダーをかけてきれいにしたら、いい感じです。

せっかくだから、柱の木目が見えるように仕上げようということになりました。

 

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で、そこに壁を作ります。

「ここにさぁ、明かり取りの窓ほしいよね~あ!いいのがあるじゃない」てなわけで、

廃材ストックの中から木製サッシの小窓を発見。サイズもジャストフィット!

位置はあえて高めに。

 

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窓枠は、こちらも野地板の端材で作りました。

 

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さらに、こちら。解体時に外してあった古い外壁の野地板。

何かに使えるかと思って保管してあったもの。

 

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何十年も風雪にさらされて毛羽立った表面に1本1本サンダーをかけました。 

でもやっぱり表は木目の段差の低いところまでは削り切れず、見た目に汚い。

ならば、裏にして使えば良いのでは?ということで、写真は全て裏面です。

 

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それを、玄関の壁に張りました。

ここは、収納スペースにする予定で、どうせ壁はほとんど見えなくなるし

合板や石膏ボードはもったいないからという理由で廃材を張ったのだけど、

なかなかどうしていい感じ~

 

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釘穴も割れ目も、味わいということで。

 

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下の野地板との間に段差があるので、小口を隠すように細長い端材を張り付けてみた。

こんな端材も取っておいて良かった~

 

 11:31 PM|コメント (2)

家を作る。80

 

なかなかまとまった時間はとれないけれど、

引き続き、少しずつ作業を進めています。

 

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風呂入り口の壁に、ニッチを作成。

シャンプーや石鹸などを置く棚にしようと思って。

材料は父の作業小屋にあった端材を頂戴しました。

 

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土間の壁の一部、何となく残していた、グラスウール詰め。

購入した分は使い切ってしまったので、古いグラスウール(その中でもましな部分)を再利用。

黄色いのがそれです。劣化してるせいか、粉塵が多いのでさっさと防湿シートで塞ぎました。

 

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さて、ここでいったん室内を片づけて、ずっと気になっていた事に取り掛かりました。

それは、吹き抜け天井の掃除!

 

全く手つかずだった、解体して露わになった天井裏。

積年の埃をいったん落とさねばなりません。

 

マスクしてフード被って、完全防備。

ハシゴや脚立に登り、ホウキで丁寧に埃を払いました。

さらに垂木や梁をサンダーがけ。直接触れはしないので、大まかにささくれを取る程度に。

 

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そうしたら、すっごくきれいになったー!

 

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アフター写真だけでは変化が伝わらないのが残念だけど、私は大満足。

埃まみれになった甲斐があるってもんだわ。

あとは、工事が終わってから梁を水拭きすればいいかな。

 

 12:24 AM|コメント (0)
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