オオウバユリが気になりまして。
この半年間、何となーく、
家の裏に生えていたオオウバユリを観察していました。
その茎の太さと背の高さが、存在感抜群なんだもの。
なんだか気になって、時々写真におさめていました。
忘備録として残しておきます。
【6月23日】ササやフキの中にあっても目立つ。茎の太くて丈夫なこと!
【7月17日】開花。どうしてなかなかエレガント。
【7月26日】結実。かたーく、しまっています。
(8、9月は観察しそびれた…(^^;))
【10月31日】すっかり枯れてもなお、この立派な立ち姿。種が入っていた。
【11月11日】種を運んでくれる風を待って、立ち枯れたまま。
この時期の、実がぱっくりと開いたオオウバユリを見つけたら、
ユッサユサ揺らして、種を飛ばすのが密かな楽しみです( ´艸`)
ぶわわっ~!っと、種が頭上で舞い散るのがきれい。
【12月14日】そして、雪に埋もれる前の最後の姿。
オオウバユリは開花するまでに6~8年かかるんだそうです。
(それまでは毎年葉っぱだけが出てくる)
にも関わらず、花を咲かせた球根はたった1年で枯れちゃって、
その周りにはまた、葉っぱだけの子孫が出始めるのだとか。
ちなみに、オオウバユリの球根は食べることができます。
アイヌの人たちは、そのユリ根みたいな鱗片から
澱粉をとって団子などにしていたそうで、
イクラをのせて食べさせてもらったことがあるけど美味しかった。
澱粉を取り出す手間など考えると、貴重な食材ですね。
ついでに、鱗片を天ぷらにすると良いとも聞いて試してみたけど、
天ぷらはいまひとつでした…。
以上、徒然なるままに、オオウバユリについてでした。