北海道標茶町にある旅人宿|なかまの家

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ネズミたちからお届け物

 

海辺に落ちている手紙の入った瓶や、山道の脇に積まれた小石。

そんな、誰かのささやかな「営み」を見つけた時って、

なぜかふっと頬が緩んじゃうのは私だけでしょうか。

 

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例えば、木の洞(うろ)に・・・ 

 

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食べ終わったクルミの殻が入っていたり。

 

 

 

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屋外に置いてあるタヌキには、

 

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背中に穴が空いていて・・・

 

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中にクルミが隠してあったり。(ついでに、糞も!)

 

ここに、確かにいたんだっていう証。

何者かの気配。(多くは、ネズミやリスの仕業でしょうけどね)

 

さらに、わが家の場合には

家の中でもそんな気配を感じることができます。

(宿の方じゃなくて、母屋の方の話ですよ~念のため)

 

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突如、ルームシューズの中に、

 

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齧りかけのカボチャの欠片が入っていたり、

 

絨毯の上に、コロン ♪ と色んなものが転がっていたりします。

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どんぐり。

 

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 クルミ。

 

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カボチャの種。 

 

はたまた、

仕舞い込んであった箱(蓋は密閉していなかった)を空けてみると、

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やっぱり、クルミが入っていたり。

こんなところまで貯蔵庫として利用されちゃうのね。

緩衝材の柔らかい紙がいい具合だったのかしら。

 

こうした「贈り物」は、たいてい朝起きて見つけることが多いです。

ニンゲンが寝静まった夜の間に、

小さな彼らの「営み」がせっせと送られているんだなぁと

想像するだけで微笑ましい。ふふ。

 

 

とは言いながらも、あまりにいたずらが過ぎると

容赦なく駆除対象にもなっちゃいますけど(笑)

 11:30 PM|コメント (2)

コメント 2件

  1. メルヘンですね~。以前、ボサボサクラブの紹介文に「セロ弾きのゴーシュ」ではないけれど、フルートの音に誘われて山から動物たちが下りてくるという嘘くさ~い話を書いたことがありますが、「なかまの家」はそんな佇まいですね。
    • なかま on said:
      ボサボサクラブの音色に誘われて!?
      父が練習するフルートの音色を聞く限り、
      それは、、、とってもとても嘘くさ~いですねぇ(笑)

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