北海道標茶町にある旅人宿|なかまの家

なかまの家のロゴ

メールでのお問い合わせ

「登山レポート」一覧

登山レポ~東大雪の秀峰ニペソツ山へ

そろそろ道東以外の山にも登りたくなり、糠平に前泊して

昨日ニペソツ山に行ってきました、なかま母ですiconset

 

昨年ウペペサンケ山に登った時、頂上からこの山を眺め、

来年はぜひ!と皆で誓った山でもあります。

体調を整えて、ひそかにチャンスを待っていました(^^ゞ

 

DSC05661

朝6時、杉沢出合の登山口を出発して2時間ほどで

「天狗のコル」、そこはもう紅葉が始まっていました。

ナナカマドの赤が鮮やかだこと!

 

DSC05626DSC05629

まもなく右手に石狩三山(ユニ石狩岳、音更山、石狩岳)が現われ、

足下のウラシマツツジの紅葉に見とれているうち・

 

DSC05637

「前天狗」着、そこから見るニペソツの雄姿に、思わずため息が。。

う~ん、何度見ても素晴らしい!この荒々しい山容がたまりません。

この長ーい稜線を下り、上り、そして下って上って、また上ると(^^;

 

DSC05643

頂上です。2013m。

私の急な誘いに応じてくれたEYさん@音更と感動を分かち合うも、

帰りの長い行程を思うとあまりゆっくりもしていられません。

 

DSC05650 

帰途も天気良好、眺め良好、お喋り快調なるも、スピード少々落ち目、

時たま弱気発言あり・・で何とか下山しました。

 

DSC05651

岩の間を行きかう「ナキウサギ」を何度も見ることができました。

そう、ここは太古の昔から(?)彼らの住処なんですよね。

お邪魔しましたiconset

 

わが家から登山口まで車でおよそ4時間。上り5時間、下り4時間半かかりました。

 11:29 PM|コメント (1)

登山レポ~秋もよし、の雄阿寒岳へ

一昨日の朝、晴天の予感に誘われて一人雄阿寒岳を

目指しました、なかま母ですiconset

 

DSC05587

鬱蒼とした原生林の中を静かに歩き始めるといつも

胸に去来するのは、「変わらぬこと」への感謝の念。

 

DSC05588

ちょっと鈍った身体にはきつい登りの4~5合目。

左手に阿寒湖の全貌が見え隠れしてくるとまもなく5合目。

 

DSC05591DSC05609

その後は花たちを愛でながらの、楽しい高山帯歩きが待っています(^^♪

イワギキョウの可愛い花がそちこちで風に揺れ・・

DSC05596

終わりかけのイワブクロも日陰でこっそり咲いていました。

 

DSC05604

こちらは6月にイワウメが満開だった場所。

今は、枯れた花柄と共に紅葉を待つ葉っぱの間で

フキバッタが飛び跳ねておりました。

 

DSC05597

頂上(1370m)からの絶景。

パンケトー、その右にペンケトーも見下ろせます。

 

DSC05610

帰りも楽しいハイマツ帯~原生林歩きが続き、

「春もいいけど秋もまたよし」などとつぶやきながら

今回も歩けたことに感謝しつつ、下りてきましたiconset

 

 

わが家から登山口まで73キロ、1時間10分くらいです。

山は上り3時間半、下り3時間の行程でした。

 

 

 11:37 AM|コメント (4)

登山レポ~西別岳で足慣らし・・秋なのに

八月の暑さと忙しさでなまった身体を鍛え直すべく、

昨日ようやく西別岳へ行ってきました、なかま母ですiconset

 

DSC05565

陽射しも風も、木々の様子もすっかり秋めいて、

虫もいないし気持ちよく歩けました(*^^)v

 

DSC05570

夏の名残り、ウメバチソウもまだ咲いている横には・・

 

DSC05571DSC05575

秋の花たち、エゾオヤマノリンドウやエゾトリカブトが風に揺れていました。

どちらも眩しいほどの鮮やかな紫で、少し枯れかけた花畑の中で目立ちます。

 

DSC05573

静かな頂上。

摩周湖や斜里・阿寒の山々を眺めていると、不思議と心穏やかに。

さあて、も少し足を伸ばして次はどこに登りましょうか(*´з`)iconset

 

 

 9:14 PM|コメント (0)

登山レポ~涼を求めて斜里岳へ、のはずが・・

7月の硫黄山以来、おかげ様で宿業が忙しく(^^;

山に行かれなかったのですが、8月2日にようやく

里岳に登ってきました、なかま母ですiconset

 

この山は何といっても沢伝いの道を、水しぶきを

浴びながら暑さを忘れて登れるのが魅力です!

 

11168518_736054299874346_7544258219864224706_nDSC05484

流れを何度となく横切っていくと、こんな立派な「羽衣の滝」に出くわしたり・・

 

11781640_736054316541011_5627206048575653255_n

上流ではこんなに流れの近くを歩いて気持ちいい~(*^^)v

 

・・とここまではよかったのですが、3週間ぶりに歩いたからなのか

暑さのせいなのか、(はたまたトシのせいなのか)、足がつりました私、

頂上まで行けずに馬の背」にて待機の羽目に(-_-;)

 

DSC05496

馬の背から見た、頂上(右奥)。

タカネトウウチソウが咲きだし、手前のチングルマは綿毛になっていました。

 

DSC0549711825061_736054549874321_4473497276358204845_n

同行のお二人が下りてきました!

KTさん@埼玉とMMさん@東京は、頂上まで行ってきました(写真はKTさん提供)。

お二人とも初の斜里岳、沢の楽しさにも、山の懐の深さにも、下山道の長さにも

とても満足して、翌日暑い暑い本州へと帰られました。

涼しげな沢音を思い出して、どうかこの夏を乗り切ってくださいなiconset

 

ワタクシ、秋に向けて鍛え直します!!足なんかつってる場合じゃない!?(母のひとりごと)

 10:39 PM|コメント (0)

登山レポ~シレトコスミレ咲く硫黄山へ

二年前は途中で断念した知床硫黄山に、万全の態勢で

リベンジしてきました、なかま母ですiconset

今回は日帰りでなく、7月8~9日の一泊二日。

「知床山考舎」の若き女性ガイド、INさんにお世話になりました。

同行は二年前一緒に行ったTAさん@ウトロと、Mさん@釧路。

 

DSC05339

出発時は雨でしたが、晴れると信じて歩くこと3時間。

アイゼンをつけて雪渓上を歩くころにはすっかり青空に(^_^)/

 

DSC05345

重い荷物を背負って長い雪渓を登り切ったら、

こんな景色が広がっていて、思わずテンション上がります!

 

DSC05365

国後島も、こんな近くに見えていました。

 

DSC05343i

それにそれに、足下には長らく見たかったシレトコスミレが・・

あ~こんな風に雪の融けた礫地に、へばりつくように、花柄を

風に揺らしながら咲いているのですね。

 

他にも、今が盛りのお花たちがたくさん・・

DSC05357DSC05368

もりもりのピンクのエゾノツガザクラや、ひっそり咲くイワヒゲに・・

 

DSC05369DSC05379

優しい黄色のメアカンキンバイや、すくっと立つエゾコザクラも。

 

 DSC05383DSC05384

大群のミネズオウや、大輪の花をつけたチングルマ、などなど。

 

DSC05377

硫黄山の頂上(1563m)からはこんな絶景が・・

右端が羅臼岳です。

 

DSC05386iDSC05387

貸し切りの第一火口テントサイトの雪渓上に、テント設営。

山で迎える贅沢な夕焼けを存分に楽しみました。

が、夜の冷え込みは想像以上で、あまり眠れず朝を迎えました(*_*;

 

DSC05415

翌朝も快晴なり。

花たちにもう一度挨拶した後、長い雪渓をオホーツク海に向かって下り、

後ろ髪引かれる思いで知床を後にしましたiconset

 12:14 PM|コメント (6)

登山レポ・特別編~道北を歩いてきました!

宿に集う山好きのお客さんたちと、初めての礼文・利尻ツアーを

終えて一昨日戻りました、なかま母ですiconset

 

DSC05190

せっかく稚内まで行くのなら、途中の中頓別にある「ピンネシリ岳」にも

ご挨拶をと、曇りでしたが登ってみました。

標高703mですが、シナノキの樹林帯を抜けた後は見晴らしのいい(はずの)

尾根歩きで、皆初めてでしたが楽しめました。帰りの雨も何のその・・(^^;

 

DSC05233

稚内からフェリーで礼文島に渡り、スコトン岬にあるとほ宿の「星観荘」に

二泊お世話になって、強風と曇りの中での花巡りハイクをしてきました。

 

DSC05241DSC05229

ちょうどレブンウスユキソウが咲き始め、レブンアツモリソウは終わっていましたが

代わりにピンクのアツモリソウを見ることができたり・・

 

DSC05244

こんな風に花と岬がセットになって、どこまでも続く景色は期待以上でした。

皆が、この島に惹きつけられる理由が少し分かりかけたところで・・

 

今回のハイライトである「利尻富士登山」を敢行すべく、隣の島へ。

DSC05252 

麓の野営場のキャビンに前泊し、総勢6人で朝4時出発。

登るにつれ吹き荒れていた風も止み、3時間半かけて8合目に到着すると

頂上が目の前に迫ってきました。

 

DSC05257DSC05261

固有種のシラゲキクバクワガタ(左)に出合えたり、

私の大好きなエゾノハクサンイチゲ(右)がそこかしこで満開でした(*^^)v

 

DSC05265DSC05267

更に1時間半ほどで頂上着。1719m。

花畑の向こうに稜線、そして雲海と海が広がるこの島ならではの光景に

しばし時間を忘れてうっとり。

 

DSC05287

4時間かけて無事下山。

登ったあとに眺める利尻富士の何と神々しいこと!! 

 

DSC05298

翌朝の宗谷岬丘陵にて。

利尻富士をバックにした愉快ななかまたち!?

 

実は今回このメンバー(プラス2)たちが、私の還暦を祝って企画してくれました。

本当に楽しい山行プラスαをどうもありがとう。一生の思い出になりましたわ(^^♪

 11:17 AM|コメント (4)

登山レポ~雄阿寒岳へ足慣らし&花見登山

わが家からも晴れた日には臨める雄阿寒岳。

すっかり夏山の様相になったので、山開きには少し

早いのですが昨日行ってきました、なかま母ですiconset

 

DSC05167

阿寒湖畔から、原生林の中の登山道を辿り始めると・・

太郎湖・次郎湖を経て段々と深い山の中へ入っていく感じが、

たまりません。この山の魅力です(^・^)

 

DSC05163DSC05157

登山道脇にはミヤマハンショウヅルやオオカメノキの花が次々と現われたり・・

 

DSC05129DSC05152

今咲いた(と思われる)ウコンウツギや散る前の(と思われる)チシマザクラも。

 

DSC05143

そして九合目と頂上近くに、今年も咲いていました!!

みごとなイワウメの群落です。

DSC05146

岩に這いつくばって、一輪一輪は弱々しいのに何故か強い

「生命力」感じてしまうのは、私の思い込みでしょうか(^^ゞ

 

DSC05160 

生命力といえば、四合目付近に岩を包み込むこんな大木もあります。

どっこい、生きている!という感じですね。

 

DSC05156

さて本日の同行は、わが家にお泊りのTMさん@兵庫。

彼女、某宿にて「山に登りたいなら、なかま母が訓練登山を

する頃だから同行できるのでは?」と勧められたとか!?iconset

 

実は、来週ちょっと遠征をするための足慣らしに、雄阿寒に登りました。

しかし!なんでバレてるのぉ~

 8:25 PM|コメント (2)

登山レポ~今年も花盛りの西別岳へ

二週間もあいてしまいましたが、 昨日西別岳へ

お客さんを案内がてら行ってきました、なかま母ですiconset

今年も、いろいろなお花咲いていますよ(^_^)/

 

DSC05087DSC05098

ヒオウギアヤメにヨツバシオガマ・・

 

DSC05100

ミヤマオダマキはちょうど見ごろという感じです。

 

DSC05113DSC05117

チシマゼキショウの愛らしい花房が風に揺れ、クロバナハンショウヅルもひっそりと。

 

DSC05106DSC05115

イソツツジやエゾツツジはこれからが見ごろになりそうです。

 

DSC05090

チシマザクラはすっかり花を終えて赤い実?になっていましたが、

変わらずいつもの場所で見守ってくれています。

     

DSC05120

帰途立ち寄ったリスケ山のピークでは、チシマフウロが咲き乱れており、

花園に座ってしばし思索のひとときを。

お花を見るにはぴったりの曇りで、その空を恨むことなく楽しんできましたiconset

 

 1:58 PM|コメント (0)

登山レポ~衣替えした雌阿寒岳へ

昨日に続き、KSさん@札幌のたっての希望により、

今日は雌阿寒岳へ行ってきました、なかま母ですiconset

山開き前で、当然雪渓を歩くつもりでアイゼンも用意したのですが、

全く必要ありませんでした。

 

野中温泉口からアカエゾマツ林を抜け、ハイマツの登山道をいくと・・

DSC05036

七~八合目付近はいつもの夏山でした(^^♪

 

DSC05037

頂上からは、火口の向こうに阿寒湖を挟んで雄阿寒岳が

ド~ンと見えています。

 

DSC05041

頂上から反対側には、阿寒富士を見下ろすような格好に。

 

DSC05042

オンネトーのエメラルドグリーンを眼下に、強風の中下りてきました。

 

DSC05046

根室から来たZMさんと、連日の山行に満面の笑みのKSさん。

残念ながら早すぎてお花には出合えませんでしたが、

代わりに変化に富んだこの山の魅力を存分に味わえた一日でしたiconset

 

 

うちから登山口まで1時間40分、上り2時間半、下り2時間ほどでした。

 

 10:28 PM|コメント (0)

登山レポ~いきなりの西別~摩周往復の巻

昨日山開きが行われた西別岳へ、晴天無風の今日行ってきました。

そしてせっかくなので摩周岳まで縦走してきた、なかま母ですiconset

 

今年は雪解けが早かったせいか、お花たちが次々と・・

DSC04995DSC04996

チシマフウロやミヤマオダマキも咲きだしていて、びっくりです。

 

DSC04999

ユキワリソウが少し終わりかけ。

 

DSC05023DSC05027

コメバツガザクラやミネズオウもありましたよ!

 

DSC05003

ごくらく平からのこの眺めも変わらず、

今年も長い冬を越してお互いの(?)健在ぶりを確かめ合ってきました(^^ゞ

 

DSC05018

西別岳から摩周岳に向かって、このダケカンバの美しい縦走路を進むことに。

 

DSC05010

今日はいちだんと美しく凪いだ「摩周ブルー」を堪能できました。

 

DSC05021 

さてさて、今日の一行はいつもの女子たちに異色の大型新人!?

SSさん@白糠も加わって、それは賑やかになりました。

帰路の西別岳頂上でも、余裕のこの笑顔。

天気にも恵まれた期待以上の楽しい山行となり、いいスタートが切れましたiconset

 

登山口までうちから45分。摩周岳頂上まで3時間半、トータル6時間50分かかりました。

 9:11 PM|コメント (0)
Copyright © Nakamano-ie. All Rights Reserved.