北海道標茶町にある旅人宿|なかまの家

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家を作る。9

 

 

天井の部材を外したり、防湿シートを剥がしたり。

せっせと手を動かしているけど、見た目にあまり変わらない。

家って、こんなにたくさんのパーツで出来上がってるんだなぁ~

 

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居間。天井板を支えていた材は全て取り外した。

 

 

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屋根裏部屋を下から見上げたところ。この床も外します。

 

 

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見せて~と見にきた子どもたち。

角材は、左が釘抜いてないもの、右が抜き終わったもの。

 

ここまでで2か月経ったけど、実質作業時間はたぶん10日間くらい。

うーん。このペースで大丈夫なんだろうか…

 12:52 AM|コメント (5)

家を作る。8

 

週末は1日だけ作業できました。

午前中は私、午後は夫。作業と子守を交代で。

グラスウールが露出してるし、埃だらけの作業なので、子どもたちはいったん遠ざけています。

 

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天井板を打ち付けてあった格子状の木材を取り外しました。

宙ぶらりんの電線。どうやって処理しよう?

 

写真の中央、野地板が腐ってて、外から鉄板貼り付けてある模様。

屋根がところどころ傷んでる。そうだよねー雨漏りしてたしなぁ。

 

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電気の、、これ何ていうパーツかわからないけど(茶色い木製の円柱の部分)、

なんだかレトロで素敵なので、できたら再利用したい。丁寧に外してとっておくことにする。

 

 

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この日の作業の半分は、釘抜きでした。400本くらい抜いたと思う。

(モチベーションを保つために数えながらやってみたものの、途中で数わからなくなったw)

頭の無くなった釘を抜くのもだいぶ上手くなりました。

 

ベニヤ板は全て廃棄するけど、角材は再利用したいので、頑張って釘抜いてます。

家で使わなくても、小屋を作る際に役立つかもと思うと、捨てられません。

材料置き場も必要だなぁ~簡易小屋を建てる?

 

 

作業をしながらふと、「これ壊してるけど、またいちから作るんだよな」と思うと、

調べること、やることがありすぎて気が遠くなることがあります。

間取りは?トイレどうする?排水は?土間は?屋根はどうする?

材料は何を選ぶ?いったいどうやってやる?

 

簡単にはできない。

大いにやり甲斐がありそうで、ワクワクしています。

 

 12:20 AM|コメント (1)

家を作る。7

 

週末の2日間で、一気に天井を剥がしました。

子どもたちを両親に預け、夫と二人で作業できたので、捗りました。

 

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急に視界が開けて、すっきり~

 

 

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グラスウールを下ろして、天井板を剥がして、を繰り返す。

グラスウールは1トンのフレコンバックにぎゅうぎゅう詰め込んで、

天井分だけで2袋になりました。

 

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棟札も発見! 何か紙が挟んである?

日付でも書いてあれば、この家の築年数がわかるかも。

 

 

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この家は、私が住んでいた時だけでも大地震を2度耐えています。

この梁が、ずっと支えてくれてたんだなぁ~

 

 12:50 AM|コメント (4)

家を作る。6

 

写真のように、ネズミのトンネルだらけの断熱材。

うーん、やっぱり再利用は無理かな(汗)

 

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壁を剥がしていると、糞やら巣材やら、クルミの食痕やらが、ポロポロと零れ落ちてくる。

まぁネズミとコウモリは、同居しているのはわかっていたけど、

屋根裏にはモモンガの巣と大量の糞もありました。

ひとつ屋根の下に、いったい何種何匹が同居してたんだろう⁉

 

 

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屋根裏にはハチの巣もあちこちに。

 

 

 

今のところ、解体の作業は楽しい。

手を動かした分だけ目に見えて進むし、

家の構造を知ることができるのも、たぶん大いに今後の参考になるはず。

 

こんなに釘使うんだってわかったし(釘抜きがとっても大変)、

この部材は何のためにあるんだ?と考えたり、

ここはどういう手順で作ったんだろう?と構造を考えたり。

 

しかし、本当に柱が使えるのかどうか。

剥がして見てみないとわからない。作業は続きます。

 

 

 12:23 AM|コメント (0)

家を作る。5

この連休は、作業を進める絶好のチャンス!

 

今日までで、内壁はほぼ剥がし終えました。

壁の中のグラスウールには、ネズミの痕跡だらけ。

あちこちトンネルがあるし、糞もいっぱい。

状態の良いグラスウールは再利用したいと考えているけど、

いったいどれくらい使えるかなー。

 

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壁の間に、ウサギコウモリが十数匹寝ていました。

興味津々の息子が、追いかけまわしていました。

 

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35年前の入居時もいたし、その後もそこかしこで気配を感じながら同居してたので、

この家に一番長く住み続けているのは彼らです。

ごめんねー。ちょっとここは避けてねー。

 12:09 AM|コメント (0)

家を作る。4

そもそも、どうしてこの廃屋を直して住もうと考えたか。

 

日常生活の中で

物を「買う」前に「作れないか」ということを心掛けている延長で、

家ほしいね、作れないかなー、と考えたとき、

 

さすがに素人がいちから建てるのはハードルが高い。

 

そうだ、実家に廃屋があるよね、あれ、使えないかな?

 

という流れでした。

 

 

私も夫も、昔ながらの木造住宅の雰囲気が好きだし、

新しく買うより、あるものを利用したいという思いがある。

 

そして、セルフビルドで家を建てた知人友人の影響が大きい。

彼らの逞しさが、かっこよくて。

自分で作った家で暮らす。それを自分たちもやってみたかった。

 

 

だから、単に家がほしいわけじゃなくて、家を作ってみたいんです。

 

 

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この壁が好き。直しても、こういう壁にしたい。

 

 12:08 AM|コメント (0)

家を作る。3

 

まずは内側の壁と天井、床を剥がし、

骨組みだけの状態にすべく、作業を進めています。

 

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初めに、壁紙や石膏ボードを剥がしました。

 

そしたら、こんなお宝(?)を発見。

昭和30年代くらいの代物かな?

両親が住むより前の住人が貼ったものです。35年ぶりに表に出てきたというわけ。

 

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こんな落書きも出てきた。

上のポスターを貼った人が描いたのかな。

 

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今のところ、週に半日~1日ほどの作業ペースです。

夫は平日勤務だし、1歳と5歳の子どもたちもいるので、なかなか思うように時間がとれないけれど、

初めから飛ばしすぎると続かないと思うので、はやる気持ちを抑えつつ、無理せずやっていこう。

 

 12:13 AM|コメント (0)

家を作る。2

廃屋の、室内はこんな様子です。

 

建具はほとんど外してあって、

父が薪や除雪車を入れたりして使っていました。

 

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床の中央が盛り上がっていて、外側にいくほど下がっている。

 

 

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台所の隙間が一番ひどいかも。
床が落ちそう。

 

 

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この家がボロすぎるから、宿を閉業して引っ越したのにね。

まさか、再びこの家に住んでみようだなんて。

こんな展開になるとは自分でも想像できませんでした。

 

「こんな廃屋、いいからやめておけ」って、35年前に私たちが 言われたんだよ?

とは、母の台詞。

 

初めは笑い飛ばすだけだった両親も、

「35年前、私たちも皆に反対されたけど、でもやったんだよねー」と思い出して、

今では半信半疑ながらも見守ってくれています。

 

 10:46 PM|コメント (0)

家を作る。1

なかま娘です。

 数年ぶりになかま日記を書いています。

 

宿の閉業後まもなく、両親は宿だった建物へ引っ越しました。

赤い腰折れ屋根の建物が、今は実家です。(なかま父も母も、変わらず元気ですよー)

 

で、引っ越しと同時に廃屋となった母屋。

駐車場の隣にある、木造平屋の家です。

そこを直して住めないかと、考えています。

 

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空き家になって5年以上が経ち、床にはコウモリとモモンガの糞だらけ。

一部の柱は腐って、床も天井も歪んでいます。

そもそも、35年前にすでに廃屋だったものを、父が直して30年住んだ家で、築年数は不明。

両親には「やめておけ」と言われました。

地元の大工さんにも「壊して新築を建てた方がいい」ときっぱり言われました。

 

でも、やりたい。やってみたい。

自分たちの手で家を作ってみたい。

 

この無謀な挑戦、せっかくなので記録に残しておきたいと思い、

放置してあったこのブログを利用することにしました。

いったい何年かかるかわからないし、本当にできるかどうかもわからないけど、

家づくりを通して感じたこと・考えたことを気ままに記していこうと思います。

 

 11:40 PM|コメント (6)

家の周りに咲く花々

今年の春は、暇にまかせて、身近な花々を観察してみましたところ…

 

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お馴染みのエゾエンゴサクが、ポストの裏に敷き詰めたように咲きました。

 

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今までキバナノアマナかと思っていたのは、どうやらエゾヒメアマナ。

ま、そっくりなんですけどね。

 

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こちらはキジムシロ。高山に行かなくても家の周りで見られるのがありがたい。

 

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去年移植したニリンソウもたくさん花をつけてくれました!

 

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自宅(元宿)周りのスミレがふえています。こんな見事な株も!

 

・・・とこれらの春の花を楽しんでいた5月26日、突然真夏の気温に!?

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わが家でも何と35℃にもなり(真夏でも体験したことナシ)

いやはや驚きました。

 

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その後は平年の気温に戻り、恒例の「たそがれビール」タイムもやってます。

(父&ケンの場合)

 

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山歩きにも最適な気候となってまいりました。

まずは西別岳、摩周岳などで足慣らしをしています。(母の場合)

 

 9:30 PM|コメント (4)
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