北海道標茶町にある旅人宿|なかまの家

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クマピー

 

今朝は、母と一緒に家の周りをぐるっとひと回り。

小一時間ほどで、こんなにたくさん食材が手に入りました^^

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今がちょうど旬のウドに、フキとコゴミとイラクサ。

それに、ワラビが出始めで初物♪

一時期カゴいっぱいに採れていたシイタケはもう終わりかけみたい。

卵は鶏が毎日、5~6個産んでくれます。

 

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左/立派なコゴミ!同じ場所でも一気には開かないので、わりと長い時期採れます。

右/牧草地や放牧地では厄介者のイラクサ。毎日食べても食べきれない量(笑)

 

 

そんで、今日の夕食。 

 

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初物のワラビはわさび醤油で。コゴミはマヨネーズ。

イラクサは味噌汁に。 ウドはキンピラと塩麹漬け。

 

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そして本日のメインはこちら。

ピーマンとシイタケと、ヒグマ肉の炒め物。

そう、いつもならシカ肉のところを、今日はヒグマです。

豚ピー(トンピー)ならぬ、クマピー(笑)

 

クマ肉は、数日前にハンターさんからいただいたもの。

「一度食べてみたいっ!」と言ったら、

すぐに送ってくれました。(ありがとうございます!)

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これは別の日に焼肉で食べた時の写真だけど、

奥の牛肉と比べると、クマ肉の方が赤身が強い。

味はシカ肉より香りはなくて、意外にクセがないです。(個体差があるのかもしれないけど)

ただし、歯ごたえはある!

噛み切れない硬さではなくて、筋肉質な感じ。

肉食べてます!みたいな歯ごたえ。

初めて食べたけど、舌で味わうんじゃなくて、

噛みしめて味わうお肉なんだなぁと思いました。

 

そんなわけで、今日もまた、山の恵みに感謝!な食卓でした。

ごちそうさまでした(^人^)

 8:33 PM|コメント (2)

シカ肉レシピvol.14 シューマイ

 

自分たちで獲ったエゾシカをいかに美味しくいただくか、というのも我が家のテーマです。

日々、色々と調理していますが、忘備録も兼ねてこのブログに記していくことにします。

※レシピバックナンバーはコチラ→http://www.nakamano-ie.com/nakamablog/recipe

※エゾシカわな猟についてのブログはコチラ→http://www.nakamano-ie.com/nakamablog/shika

 

 

●●シカ肉レシピvol.14 シューマイ●●

 

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いつもの挽き肉を使っています。

歯ごたえがあった方が良さそうだったので、一度挽きの方で。

お肉以外は、タケノコと長ネギを入れました。

 

これは、か~なり食べ応えあるっ!鹿肉のうま味も充分に味わえる!

蒸し料理にも割りと合うんだな~ふむふむ。

冷凍して、お弁当のおかずとしても重宝しています。 

 

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レシピは、シカ肉だからどうこうっていう部分はありません。

 

 

 

 

ついでに、他にもエゾシカ挽き肉を使って

一般的な料理をあれこれ作ってます。

 

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失敗知らずの、コロッケ。

 

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挽き肉たっっぷりの、特製ミートソース!

 

 10:14 PM|コメント (0)

山菜図鑑に感謝

 

ここ最近の、我が家のバイブルはこの本です。

家族で奪い合うようにして開いています。

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最初は、この山菜の効用は何だったっけ?と思って調べます。 

そのうちページを捲っているうちに、

「あれ、これも食べられるんだ!」と身近な植物を発見。

 

山菜図鑑に載っているものは、「食べられる」ということであって

「美味しいか美味しくないか」はまた別の問題ってのはわかってるんだけど、

食べられるんなら、食べてみたい!

未知の食材への好奇心がムクムクと♪

 

 

例えば、つい数日前は、ニワトコの芽に挑戦してみました。

ちょうど敷地内に数本生えてるし。

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採るのは、若芽だそうです。

今まで身近にあったのに知らなかったけど、ニワトコの芽って、臭い!

それも、どっちかっていうと、食欲なくなるような(笑)

図鑑にも「特融の臭いがあるが、茹でると消える」と書いてありました。

※たくさん食べすぎると、下痢になるとの記述もあり。一度に2、3個までにした方がいいそうです。

 

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天ぷらで食べてみると…

クセがない。ほとんどない。臭いも消えた。

根本の部分に、わずかに木の実のようなコクを感じたけれど、

食味としては、特徴のない山菜でした。

 

ふーん……。

いつか食べ物に困った時が来たら、また採ろうかな(^_^;)

 

 

とにかく、毎日そんな感じで、食卓の話題に事欠きません。

採っては食べ、食べては調べて。の繰り返し。

 

昨日は、(左上から)ヨブスマソウ、ニリンソウ、コゴミ、ヨモギを採ってきて、

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ヨモギ以外はそれぞれ茹でて、

からしマヨネーズ、三杯酢、酢味噌などを用意して味比べ♪

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やっぱりコゴミはマヨネーズだなとか、

ニリンソウは醤油より三杯酢の方が合うなとか、

ヨブスマソウは、酢味噌でもイケるな、とか。

それぞれ味わいながら、他の調理方法を考えてみたり。

ちなみに、ヨモギはパンにたっぷり練りこんで、翌朝に食べました。

 

こんな感じで毎年挑戦する度思うのは、

最初に食べた人(山菜を見つけた人)ってすごい!

図鑑に載っている情報を、身を呈して集めてくれた先人たちに感謝せずにはいられない。

だって、タラの芽の美味しさを見つけるのに、

いったい何種類の木の芽を食べたんだろう?(笑)

 

 11:09 PM|コメント (1)

晴れの日の羊毛洗い

 

 

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毎日毎日、よくもまぁ飽きずに、食べ続けられるなぁ。

でもまぁ、我が家におけるシムの役割は羊毛の提供と草刈りだもんね。

 

 

そのシムの毛を、

なかま母が数日前の晴れた日に洗ってました。

先月末に刈った分です。

毛刈りの様子はココ→http://www.nakamano-ie.com/nakamablog/961.html

 

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このために、宿の裏に以前使ってた二層式の洗濯機がおいてあります。

 

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石けん水で洗って、脱水にけます。

羊毛の脂が落ちすぎないように洗うのがポイントだそーです。

 

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洗う前の毛(左)と、洗った毛(右)。

この後は、カードにかけます(ゴミを取り除きながら、繊維を整える作業。これがけっこう大変)。

そして、紡いで毛糸に。

 

 

 

そうやって紡いだ毛で作るのが、これ。

ここ最近の新作で、ミニチュアシリーズです。

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こんなに、ちっちゃ!

靴下の糸だけは羊毛じゃないですけどね。

 

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これは一番最近にできたばかりのもの。

ポシェットが新しい。

 

ミニチュアシリーズは、7月に川湯温泉駅前で開催される「にっこり市」に出品する予定だそうです。

にっこり市の詳細は、後日UPします~!

 

 2:54 PM|コメント (0)

聞き書き 「山菜にまつわる話(師匠)」

 

飯島一雄さん。御年84歳。

五十石で生きてきた人。

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なかま父の林業の師であり、私にとってはこの土地の全てを教えてくれる人。

私たち家族は、敬愛を込めて「師匠」と呼んでいます。

 

林業を生業としてきたので、このあたりの山のことを知り尽くしている。

植物のこと、動物のこと、天候のこと。

山にまつわるぜ~んぶを、経験を元に教えてくれます。

マジで、師匠の天気予報は(特に山の天気は)、テレビやラジオより当たる。

 

そんな豊富な知識の中でも、特に師匠が得意とする分野は昆虫です。

山に入って仕事をする傍らで、昆虫を採取しては標本にして、

同定、分類し、報告書や論文として発表するというのがライフワーク。

昆虫研究者としての顔も持っているという、スーパーじいちゃんなのです。

釧路湿原に生息する昆虫研究では右に出る人はいません。

特にトンボやチョウ、ガを得意としていて、

イイジマルリボシヤンマやイイジマキリガ、シベチャキリガなど、

新発見した種はいくつも。

 

ちなみに、釧路市立博物館には膨大な数の標本が所蔵されています。

標茶町郷土館にある標本も、師匠によるもの。

※釧路市立博物館→http://www.city.kushiro.lg.jp/museum/jyousetsu/1f/0006.html

※標茶郷土館→http://www.nakamano-ie.com/yadoblog/934.html?post_type=yadoblog

 

 

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師匠の研究部屋。暇さえあればここに座って、

ここ数年は集大成となるはずの最終コレクションを仕上げている。

道東産の全ての昆虫の戸籍を作ってるんだそう。

後ろの黒い引出しには、まだ未分類の標本がびっしり。

 

***

 

そいで、今日の午後、

師匠んちで用事ついでにお茶してたときのお話。

 

最近、私の中でブームのイラクサについて話をしたら…

イラクサへの私の思いはココ→http://www.nakamano-ie.com/nakamablog/1055.html

 

『戦時中はな、イラクサを刈って出荷してたんだぞ』

なぬっ!? イラクサにまつわる新情報!  

 

『戦争中は、繊維が足りなかったろ? それでイラクサも繊維にしたんだろうな、政府から要請があってな、無償で出してたぞ。じいが青年の頃だったから、昭和初期だな。刈って、束にしてな』

でも師匠自身は、イラクサの繊維を利用したことはないらしい。

もっぱら、食卓に上がっていたんだそうだ。

 

『昔はよく食べてたぞ。あれはお浸しか胡麻和えだな。一か所でたくさん摘めるし、時間がなくて忙しいときには楽でいいんだ。店で買うより、家の近くのものを有効に利用してな。タンポポもお浸しでよく食べてたぞ。ニリンソウとかな。クレソンは昔はあまり自生してなかったと思うな』

 

そのうち、やっぱり話は昆虫の方向に。 

『イラクサはな、優良な草なんだぞ。クジャクチョウやコヒオドシはな、イラクサに卵を産むんだ。幼虫はイラクサの葉っぱしか食わないんだから。そういう昆虫が、ガにも何種類かいるんだぞ』

 

ここで何かを思い出した師匠。

『…そういえば、前に新聞の連載で、イラクサについて記事を書いたことがあったぞ。ちょっとまてよ…(ゴソゴソ)』

 

で、師匠が出してきた記事がこれだった。

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北海道新聞の切り抜き。日付は…昭和59年!? 28年も前じゃん!

師匠の素晴らしい記憶力に驚いた。

今まで数えきれない数の文章を寄稿しているだろうに、

ストックの中から迷わずにこの記事を出してきたんだから。

 

記事では、確かにイラクサについて触れていた。

「~イラクサはクジャクチョウ、コヒオドシ、アカタテハ、アカマダラなどの幼虫の重要な食草でもある。春らんまん…。五月ごろ、イラクサ葉上に黒ぐろとうごめいている毛虫がそれである。~」

 

そうそう、山菜つながりで、こんな話もしてくれた。

『小遣い稼ぎに、釧路へ出てヤマブドウも売ってたぞ。カゴいっぱいに採って、背負って汽車に乗ってな。茅沼駅まで歩いてな。釧路駅前の青空市場で、これが売れるんだわ。空になったカゴを背負って、帰りに本屋に行くのが楽しみだったな。ヤマブドウを売ったお金で参考書を買うんだ。農業とか林業、昆虫のさ。本屋の後は博物館にも行ってな。館長と話をして帰るんだ。博物館にある昆虫の標本見て、俺のコレクションの方がすごいと思ったよ(笑)

それにしても、じいも青年だったから、カゴにヤマブドウ背負って汽車に乗るのが、恥ずかしくてなぁ。若い女性だっているのに、あれは恥ずかしかったなぁ(笑)』

 

若い頃は、臭いを気にしてギョウジャニンニクも食べなかったんだそうだ。

「今はもう、バリバリ(食べる)よ」と言って笑ってた。

なぁんだ。ギョウジャニンニクに対して思うところは昔も今も一緒なのね(笑)

 

 

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拡大鏡を覗きながら、ちらしの裏に書いたメモを読む師匠。

『こないだ去年の記録をここに書いといたんだ。去年はな、ワラビは6月10日すぎに採ってるぞ。コゴミは5月22日だな。でも今年は寒いから、まだかもわかんないな』

 

 

来年も再来年も、こうやってお茶すすりながら、

「今年は遅いんでないかい」「いやいや、去年は●月●日でしたよ」なんて

師匠と山菜談義に花を咲かせていたいな。

 11:55 PM|コメント (4)

実はすごいぞ!イラクサ!

 

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イラクサ。

素手で触ると、皮膚がチクチク痛くなるので、

カユグサとかカイグサとも呼ばれるそーです。

 

廃屋の周りとか、畑の隅の堆肥の山とかでよく群生してます。

しかも、けっこう背が高くなるので、

ただ歩いてても、うっかり腕や足が触れちゃってチクチク。

とてもやっかいな草です。

 

生命力が強くてどこにでも自生してるから、いわゆるザ・雑草なのですが、

実は実は、山菜としての一面もあるんですよー。

 

山菜図鑑にもばっちり載ってます。

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若芽を摘んで(今が旬!)、茹でたり揚げたり、汁物の具にしたり。

チクチクしてた葉は、火を通すと全く気にならなくなるから不思議。

少しヌメリがあって、ちょっとざらざらしてて、独特の食感と舌触り。

 

味は、クセがなくてとっても食べやすいので、

我が家ではこの時期になると高頻度で食卓に登場します。

 

茹でるだけの、『お浸し』

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すりごまと砂糖、しょうゆと和えて、『ごま和え』

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生のまま揚げて『天ぷら』

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茹でて調理した方が、食感を楽しめておすすめです。

やっぱ天ぷらは、タラの芽とかヨモギとかクセのある山菜の方がいいので、

イラクサを味わうには適さないかな~。

 

 

ちなみに、茹でて調理することが多いから、

1回の食事でこれくらいたくさん摘みます。 

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これだけ採っても、まだまだたくさん生えてる^^;

群生してるので、一箇所にしゃがんで、両手の届く範囲だけで事足りちゃいます。

もちろん、採取時には手袋必須!

 

 

イラクサについて特筆すべきことはまだあります!(むしろ、ここからが本題!)

なんとなんと、その繊維も使えるんです。

アイヌ民族が生活道具として利用していたそうです。

 

これ! イラクサの繊維をよって作られた糸。強度は十分。

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敷物。ちょっとわかりにくいけど、縦糸がイラクサでした。

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最初、話に聞いたときは、

「えっ! いったいどうやって糸に??」と驚いたのと同時に大興奮…!

家の周りにある植物(しかも雑草レベル)が

便利な生活道具になるなんて、スバラシイ!!

 

イラクサ糸の作り方を教えてくれたのは、

塘路駅前にある工房サルンパの諏訪さん。

 

①秋に立ち枯れたイラクサを刈る。

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②茎の外側にある繊維だけを取り出して裂く。

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③指でしごいて細くしながらよる。人差し指と親指で、ひたすら地道による。

 

以上。

こうして説明すると簡単なんだけど、すごーく根気のいる作業でした。特に③が。

諏訪さんいわく、

「毎晩、テレビ観ながらよるんだわ。ほら、指の指紋はすっかり無くなったよ(笑)」。 

 

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このひと巻きに、いったいどれだけの手間暇が費やされていることか…!

糸の太さが均等なのは、さすが熟練の技です。

 

しかし、根性の足りない私は、食べるばっかりで

まだイラクサの糸を道具として活かせていません…(^^;) 

 

 9:37 PM|コメント (9)

さらなるパラダイスへ!

 

ギョウジャニンニク採りが好きすぎる母。

とは言っても、たくさん採るということではない。じっくり眺めて吟味するのが好きなんである。

連休中は、毎日通っていた。日に2度入った日もあったっけ(呆)

ゆっくり時間をかけて、食べる分だけを採ってくる。

 

そんな母が、つい先日、奥地にさらなる群生地を発見した。

もう何十年も人が入っていなかったのか、極太のものばかり!

「お願いだから、もし老後に歩けなくなっても、年に一度はここへ連れてきて」と大興奮。

そのうち、「散骨もここで」とか言い出すんじゃないだろーかw

 

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そんなパラダイスにて。

めっちゃ笑顔の、ヤマニイル夫人w(←参照http://www.nakamano-ie.com/nakamablog/1013.html

写真じゃよくわからないけど、座っている母の周囲にはギョウジャニンニクがいっぱい! 

 

 

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今日の収穫物。

家に帰ってからこうやって広げて、ニンマリする時間もたまらない。(ヘンタイだ…笑)

 

 

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早速、今日の夕飯はパスタにしました!

ベーコンと塩コショウでシンプルに。

この余韻が、口と鼻の奥の方に今も残っているけど、

本っ当においしかったぁ~幸せ過ぎる。

 

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数日前には天ぷらも。

この日は、出始めのイラクサと、終わりかけのフキノトウも一緒に。

 

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もちろん、定番のコレもやりました。

これでもかっ!てくらい、たらふく食べた!

 

 

さて。今年もたっぷり味わったギョウジャニンニクだけど、今日でもう終わりにしました。

次々と春の山菜が控えているし、そろそろハウス野菜の準備も進めなきゃ。

 

そうそう、2,3日前からシイタケが出始めました。

ブリッブリの肉厚で、香り高くて、美味しいんです、これもまた!

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 9:56 PM|コメント (4)

ギョウジャニンニク☆パラダイス

 

どうして山菜採りって、こんなに夢中になっちゃうんだろう。

特にギョウジャニンニクは、シーズン初めということもあって、楽しすぎる。

フキノトウはどこにでも生えてるし、簡単に見つけられちゃうから、

「採る」楽しさという点では、やっぱ勝てないもんなぁ。

 

私の経験によると、ギョウジャニンニクは、水際に生えているものより、

ササと一緒に生えているものの方が、太くて長い。

でもササと一緒にってことは、なかなか見つけにくい。

ちゃんと「ギョウジャニンニク目」にならないと視界に入ってこない。

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ほら。一見、ササだけだけど…(写真左)、除けてみると、いたー!(写真右)

この瞬間、アドレナリン、出るー!(笑)

 

 

もちろん今日も、採りに行ってきた。

同じくこの興奮を分かち合える母と一緒に。

 

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約1時間ほどの成果。帰ってきてから、比べ合いっこ。

左が私で、右が母。量は私が多いけど、質は母かな。

「やるな、母上…」

「ふっ。年季が違うってことよ」

 

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一級品! 美しい~。

 

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葉が開いてなくて短いのは、今夜の天ぷら用に。

 

 

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ちなみに、私のギョウジャニンニクへの情熱を表しているのが、このバッグ。

岩内町の村本テントhttp://www.muramoto-tent.com/にお願いして、

ギョウジャニンニクサイズでオーダーしたものなのです。すごいでしょ!

 

めちゃ丈夫なテント生地。山の中で目立つ黄色。底には水や虫抜き用の穴。

腰で安定する太いベルト。ハサミ用の内ポケット。採ったものが落ちないように、紐通し穴付き。

どこをとっても、完璧すぎるバッグなのです。

 

 

 

最後に一枚。 

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この木、まるでおしゃれな椅子みたい!

ということで、題名、エマニエル夫人ならぬ『ヤマニイル夫人』w

 

 3:56 PM|コメント (2)

今年のフェルト制作も終盤

 

久々の、イボン・マラヤの作品紹介です。

山菜採りやハウス仕事(←母の担当)をしつつも、せっせと作ってまーす。

 

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母屋のひと部屋が、工房です。

狭い部屋なので、いつも材料で溢れてる…。

 

 

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ポットマットの色を変えてこんなにたくさん~! 右写真は制作の様子。

これらは、標茶の町営牧場内にある観光スポット、多和平(たわだいら)の売店用の商品です。

牧場には、顔の黒いサフォーク種の羊がいるから、この柄なのです。

 

他には、色をおさえたこんなシリーズも。

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コースター

 

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ポットマット

 

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ヘアゴム、ミニポーチ、がま口ケース

 

5月に入ったらハウスも本格的に手を入れなきゃならないし(夏の楽しみ)、

6月からは山登りも始まるんだろうし(山狂いの母)、

フェルト制作期間はそろそろ終わりかな??

 10:50 PM|コメント (4)

シラカバ樹液の悲劇

 

言い出したのは、私でした。

「シラカバから樹液が簡単に採れるんだよー」とあちこちで聞いていたので、

自分でもやってみたい!と。

 

幸いにも、うちにはシラカバが数十本生えています。

20数年前になかま父が植えたもので、なかなか立派な幹に育ってきました。

 

で、見よう見まねでやってみたわけです。

ドリルでちょこっと穴を開けて、管を通して。

 

勇んで3月下旬に設置したら時期が早すぎちゃって、

待てど暮らせど、樹液なぞ一滴も出ず。

 

でも、4月の10日すぎ。

ちゃぁんと樹液が出てきました!

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やったー! 

水のような透明の樹液がみるみるうちに溜まりました。

 

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仕掛けを設置したのは2箇所。

どちらも2,3日でそれぞれ約2リットルの量に♪

 

 

さて、採れた樹液をどうしよう?

そのまま飲むとわずか~に甘い。

 

これでお茶を淹れるとか、パンの生地に混ぜ込むとか、

はたまた、しゃぶしゃぶがいいとか、色々話は聞いていたけれど、

どれもいまいちピンと来ない。

だって、せっかくなら、水の代わりじゃなくて、樹液ならではの味を楽しみたいじゃない。

 

家族3人であーだこーだ協議した結果、

「甘みが少ないから難しいって聞いてたけど、やっぱり、煮詰めてシロップにしてみよう!」ということに。

まずは凝縮して味わってみることにしたわけです。

 

で、約4リットルの樹液を鍋に入れて、薪ストーブの上に載せて。

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「いったいどんなになるんだろう?」とワクワクワク♪

ストーブの横を通るたび気になって、蓋を開けること幾度。

 

そのうち甘い香りが漂い、期待は増幅。

スプーンですくって味見をしてみると、はっきりとした甘さに!

「こ、これは、もしかして、予想以上にイケるんじゃ…?」

 

 

しかし、悲劇はこの後に起こってしまいました。

 

半日以上煮詰めて、残り約400mlになったところまでは確認していたのに、

夕食を食べ終わった頃に、みんなでその存在を忘れちゃって、、、

 

そして、この日に限って家族仲良く茅沼温泉まででかけちゃって、、、

 

 

約1時間後、、、

 

温泉から帰ってきたら、、、

 

 

 

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<(゚ロ゚;)>ノォオオオオオ!!

 

憧れのシラカバ樹液は、焦げカスとなって消えました。。。

 

 

 

まぁ鍋が焦げただけで済んで良かったけどさ。。。(T_T)

 11:43 PM|コメント (2)
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