シカ肉レシピvol.4 ジャーキー

自分たちで獲ったエゾシカをいかに美味しくいただくか、というのも最近の我が家のテーマです。
「シカ肉ってどうやって食べたら美味しいの?」と聞かれることがよくあります。
その疑問に少しでも答えられればと思い、このブログに記していくことにします。
自分たちのための忘備録も兼ねて。
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●●シカ肉レシピvol.4 ジャーキー●●
これも我が家の定番。今まで何度も何度も作ってきました。
部位は、罠にかかった場合の後脚を優先的に、モモ肉を使うことが多いです。
燻製だけど、乾燥時間も入れて丸3日あればできるので、簡単です。
今回はおよそ2.5キロ。 10、11月に獲れたメスです。
だいたい5㎜にスライスします。半解凍の状態が切りやすいです。
タレを用意します。
醤油、酒、みりん、塩、砂糖、ミックスハーブ、
すりおろしたニンニク2~3個、ブランデー少し
はっきり言って、調味料の配合はてきとーです!
赤ワインが入る時もあるし、ショウガも入れる時もあるし。
でも毎回、それなりに美味しくできます(笑)
タレを肉によく混ぜて、一晩冷蔵庫で寝かせます。
就寝直前に一度かき混ぜました。
とにかく万遍なくタレが滲みこめばいいのです。
翌朝。S字の針金に1つひとつ刺していきます。
薪ストーブの周りに干します。表面が乾くまで。
この間、家の中はニンニク臭が充満してました(笑)
洗濯物に臭い移ったかも…ww
最初はタレがポタポタ落ちるので、新聞紙を敷きます。
夕方には乾きました。
燻煙します。我が家の場合は専用の燻煙小屋があるのでその中に。
燻煙時間はこのチップが燃え尽きるまで。5~6時間かかったかな。
チップの樹種は特にこだわってません。
燻煙が終わったら、またストーブの上に戻します。
保存性を高めるために、今度はカラッカラになるまで完全に乾燥させます。
上の写真は、燻煙が終わった時。下の写真は、その翌日。
ちなみに、つまみ食いするなら、上の写真の時です!
半生の軟らかいジャーキーは、作る人の特権です♪
最後に、針金をはずして完成!!
あんなにあったお肉が、こんなに小さくなりました。
小腹が空いた時に。おつまみに。何かと便利です♪